2006年01月18日(水)
ひなまつりこばなし [ハウディニュース2006]
ひなまつりの食べ物
ひなまつりに使用する菱餅は、下から緑・白・ピンクとなっていて、
緑…草萌える大地
白…雪の純白
ピンク…桃の花
を表しているとされています。
つまり春近い季節、雪の下には緑の草が息づき始め、溶け掛かった雪の残る大地には、桃の花が芽吹くというとっても風情ある組合せなのですね。
菱餅の由来は、ヨモギ餅の上に紅白の餅を置いたことと言われています。
ヨモギは、古来より厄を払う薬草で造血作用があり、桃は古代中国では魔除けの力があるとされ、皮膚病の薬としても珍重されていました。
また、菱餅の赤は、くちなしで染められていて解毒作用があったそうです。
いずれも汚れを払う薬草ですから、縁起がよいわけです。
餅が菱形なのは、大切な「心」を表しているともいわれ、邪気を祓おうとする強い気持や、娘の無事の成長を願う気持の表れとも言われています。
ちなみにひなあられは、主に桃色、緑、黄色、白の4色で、それぞれの四季を表しています。一年を通じて娘が健康でありますようにと願う気持からです。
●菱餅やひなあられの他にも次のような食材が縁起の良いものとして雛祭りによく使用されます。
◆蛤(ハマグリ)・・・・・女の子の美徳を表します。
◆カレイ・・・・・京都では子持ちのささカレイを食べるそうです。
◆サザエ・・・・・願い事がかなうといわれています。
◆あさりなどの貝類・・・・・蛤の代用として使われます。
★ひなまつり行事食★
ひなあられ
春のお祭り「ひなまつり」に欠かせない存在のひなあられ。サラダ味、青のり味、マヨネーズ味、甘口味、しょうゆ味、えび味の6つの味のあられをミックスし、美味しさ倍増!
春のももムース
ふんわりとした食感のもものムースの上に、黄桃ソースをかけ、ダイスカットの白桃を2個トッピングしました。
食物繊維を配合。
春の三色クレープケーキ
ひなまつりのひし餅をイメージした赤、白、緑の三色のスポンジで、黄桃入りのクリームをサンドしました。上面は子供に人気のクレープ生地で覆いました。箱は開くとお皿になります。
カルシウムを配合。
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2006年01月17日(火)
ひなまつりこばなし [ハウディニュース2006]
ひなまつりの始まり
ひなまつり=桃の節句の起源は、平安時代までさかのぼります。昔の日本には五つの節句がありました。
●人日(じんじつ)→ 一月七日「七草がゆ」
●上巳(じょうし)→ 三月三日「桃の節句」●端午(たんご)→ 五月五日「端午の節句」
●七夕(たなばた)→ 七月七日「七夕祭り」
●重陽(ちょうよう)→九月九日「菊の節句」
(「菊の節句」は現在はなくなっています)
この節句という行事が貴族の間では季節の節目の身の汚れを祓う(はらう)大切なものでした。さて、日にちから見てもわかるように「上巳の節句」が、現在の「ひなまつり(桃の節句)」になっています。平安時代、上巳の節句の日は薬草を摘んで、その薬草で体のけがれを祓って健康・厄除けを願ったのです。そして、この節句の行事と宮中の"紙のきせかえ人形"で遊ぶ「せいな遊び」と融合。自分の災厄を引き受けてくれたその紙人形を川に流す『流し雛』へと発展するのです。その行事が宮中に広がり、いまのような流し雛から飾り雛の形に定着していきます。
★ひなまつり行事食★
春のケーキ
ひなまつりにピッタリな淡いピンクの色がキュートなイチゴクリームのケーキです。ふんわりスポンジと甘酸っぱいいちごの風味の相性は抜群です。
国産小麦、熊本県産牛乳、遺伝子組み替え飼料を与えていない鶏の卵等の厳選素材で作りました。
新TP 菱形三色ゼリー
緑(メロンゼリー)、白(豆腐のゼリー)、赤(ストロベリー・クランベリーのゼリー)のうららかな組み合わせです。
ビタミンC、カルシウム強化。
ももいろミルクレープ
ほんのりピンク色のいちご風味のクレープシートに、白桃ピューレと果肉を加えたクリームを交互に重ねたミルクレープです。
クレープシート5枚、クリーム4層。
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2006年01月16日(月)
大連に行ってきました! [編集者の非日常]
2006年1月1日元旦、お正月の休みを利用して中国の大連に行ってきました!皆さんは大連がどのような街かご存知ですか?大連は朝鮮半島隣の遼東半島の最南端に位置し、周りは海に囲まれた港湾都市です。特徴として、19世紀後半はヨーロッパの侵略を受けていたため、ヨーロッパ風の建物がいたるところに目につきます。現在では多くの国の企業が集う港湾都市として発展しています。今回はこの旅行を通して見えた大連をご紹介します。
出発の日。本日は快晴。心配された天気も嘘のようです。旅行の前は、遠足前の子供のようにはしゃいでしまうため、いつも早くついてしまいます。搭乗をすませ、ついに出発。
飛行機の中でやはり楽しみなものといえば、機内食。メインは炒めた牛肉か魚をかけたご飯。それと茹でたエビ、ハム等。パンも付いていて、けっこうお腹いっぱいになります。デザートはマーブル状のもちもちした感触の水ようかん?夏には中国の果物・はみ瓜がでたりします。(見かけや味はメロンに似ている)
福岡から2時間ばかりで大連に到着。福岡でも今日は寒いと感じていましたが、大連の気温なんと零下3度。とても寒かったです。友人が探してくれていたホテルでしばらく休んだあと、繁華街にさっそく出ることにしました。中国の交通網は、日本と同じくバスやタクシー路面電車など。今回はバスを使ったのですが、運賃は1〜2元ほど。(日本円で約15〜30円。ただし、暖房はついていません。)
繁華街の中心でバスを降り歩きました。外は本当に寒いのですが、出店がたくさんでています。写真の屋台はソーセージの串焼きなどを売っていました。大連では見られなかったのですが、北京ではさそり!の串焼きをみたことがあります。その他、本や衣服の出店もでています。中国では一般的な光景です。
お腹がすいたので、ファーストフードでご飯。スパイシーチキンをはさんだハンバーガー・ポテト・ナゲットを食べました。ナゲットのソースはケチャップなどではなく、チリソースと甘辛酸っぱい黄土色のソース。飲み物にはホットはちみつりんごのようなもの。体に悪そうな色してます。日本と違うメニューでおもしろかったです。
大連2日目。地下街に出かけました。大連には日本とさほど変わらない立派なデパートがいくつかありますが、地下街の方が一般的なようです。お店の種類も豊富で、衣服から電化製品、宝石や携帯ショップ、飲食店、美容室も入っています。友人は日本のスポースポーツメーカーのリュックサック(本物かわからない)を30元でゲット。(日本円で約450円)
デパートの地下食品売り場。大連は周囲が海に囲まれていることもあり、海産品が有名です。干物がたくさん置いてあり、おもしろかったのは蟹の足を干したもの、干した海老を粉末状にしたものなど。
なんと豚足!普通に売ってありました。
なぜかお寿司。日本食ブームなのでしょうか?
2泊3日大連の旅は楽しいあまり、とても短く感じられた3日間でした。大連をはじめ、中国の町は夜がとても綺麗です。中国のビルは電気を使った装飾がよくされており、まるで1年中クリスマスのようです。この夜の街を見て中国の力強さを感じられました。2008年には北京でオリンピックも開催されることになり、大連もそのあおりを受け、変貌をとげている途中です。オリンピックの際にまた生まれ変わった大連を見に行きたいと思います!(wroted by Y.S)
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