2005年12月16日(金)
オリンピック開催地 イタリア食探索 [ハウディニュース2006]
2006年に行われる冬季オリンピックの開催地はイタリアのトリノ。ここでイタリアのちょっとのぞいてみましょう。
【イタリアの歴史と食文化】
西暦476年に西ローマ帝国が消滅して以来、およそ1400年にわたってイタリア半島に統一国家は存在せず、長い歴史の間に都市国家とともに地方ごとの豊かな文化が育まれてきました。食文化においては、南北にのびたイタリアでは各地方は料理においてそれぞれ特徴を持っています。
■北イタリア■
地方に根付いてる料理の特徴としては、大まかに北と南の二つに分けてると、北イタリアの方はバター、じゃがいも、かぼちゃ、きのこ、豆が多くあります。寒い北イタリアは体を温めてくれる料理が好まれます。
■南イタリア■
南イタリアの方に行くにつれて、魚介類、トマトソース、なす、オリーブ、フレッシュチーズ、バジル等をふんだんに使ったものが多く使われます。トマトソースは南イタリアの料理には欠かせない物。
トマト Tomato ・・・イタリア料理には欠かせない存在のトマト。以前は毒があるとされ、観賞用として栽培されていましたが、16世紀過ぎ頃からイタリアで飢餓に苦しんだ折に食した事がきっかけで、食用として用いられるなり、薬としても用いられたことがあるとか。
パスタ Pasta・・・イタリアでのパスタの起源に関する説はいろいろありますが、とにかく、現代のようにソースとからめて食べるパスタ料理がイタリアに普及しはじめたのは、トマトとの出会いがきっかけでした。その土地で取れる作物や魚介等をふんだんに取り入れ、各地に様々なメニューが生まれました。
ホールトマト
イタリアの丘陵地で地中海の太陽をいっぱいに浴びて育ったトマトです。
シーフードミックス地中海風
むきえび、いか、パーナ貝等を新鮮なまま急速冷凍いたしました。
ラビオリ
鶏肉、玉ねぎ、ほうれん草、にんじん、チーズ等をシコシコした歯ごたえのパスタで包んだ逸品です。
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