2007年03月20日(火)
鎌倉♪ [編集者の非日常]
高徳院の入り口を門をくぐって左に曲がると、予想以上の大きさに度肝を抜かれる大仏が。
そう、鎌倉の大仏様です。
思い起こせば1年前。鎌倉に行きたい!と思い立ち、ぶらり一人旅をしたまでは良かったものの、電車を乗り間違えて隣の県まで行ってしまい、結局行けず終いだった苦い思い出が。。。
1年越しの思いを込めて見た大仏にはもう感無量です。
鎌倉の大仏は奈良東大寺の大仏、富山県高岡の大仏とともに日本三大大仏といわれていて、正式名称は銅造阿弥陀如来坐像。国宝に指定されています。
以前はちゃんと屋根の付いた大仏殿の中に収められていましたが、何度か大風で倒壊してしまいます。その都度立て直されましたが、1498年の津波で流されてからは再建されていないそうです。
露座の方が山を背景に見えるので良いですね。
大仏は中が空洞となっていて、胴内に入る事ができます。
中に入ると薄暗くてほとんど何も見えませんが、仏様の中にいるんだぁという不思議な感覚が味わえます。
大仏は横から見ると意外と猫背でした。
境内には与謝野晶子が詠んだ歌碑があります。
『かまくらやみほとけなれど釈迦牟尼(しゃかむに)は美男におはす夏木立かな』
鎌倉の大仏を『美男』とはさすがだと思いました。
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