2005年07月20日(水)
お月見の行事食
十五夜物語+Fe
十五夜の夜空をイメージし、ぽっかりと浮かぶ満月を表現しました。国産のぶどう濃縮果汁(巨峰)を使用したぶどうゼリーの上に、半割りしたあんずをトッピングしました。鉄分と食物繊維を配合。
栗のムース+Fe
栗のダイスカットを入れたなめらかな「栗のムース」とほろ苦い「ココアゼリー」を2層にした、秋にピッタリのデザートです。鉄分と食物繊維を配合。
お月見うさぎちゃんゼリー
うさぎをかたどった容器を使用した、見た目にも楽しいデザートです。上層には白いゼリー(豆腐)、下層には赤いゼリー(ぶどう、りんご、クランベリー)の二層仕立て。食物繊維強化!
月見デザート
こくのあるメープルゼリーをベースに、優しい味わいのお米のババロアを重ねました。トッピングには、かわいいうさぎさんが2羽ちょこんとのっています。フタにはお月見のお話入り(5種類)
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2005年07月19日(火)
お月見こばなし2 [ハウディニュース2006]
うさぎがついているものは餅ではない!?
日本では古くから、「月にはうさぎがいて餅つきをしている」といわれています。
では、なぜ「月のうさぎの餅つき」のお話ができたのでしょう?
このお話の元祖は、中国の昔話にあると言われています。 中国では、中秋に兎児爺(トルイエ)という昔の役人の格好をした泥人形が飾られます。そして、うさぎが薬をつく絵を庭に飾り、月餅を食べます。
ではなぜ、こうした風習ができたのでしょうか?
その由来は、さらにインドの伝説に由来しているといわれています。 昔、うさぎと猿と狐が道心(信心する心)を起こしたのを、梵天帝釈という神様が試そうとし、老人に化けて供養を請うと、猿は木の実を、狐は魚を捕ってきましたが、何も捕るものがないうさぎは、自ら火の中に飛び込み、自分の身を食に供した。この事を哀れんで、帝釈は月にうさぎの形を移し、人々に知らせたというお話があります。 こうしたお話に登場する、薬をつくうさぎが、月のうさぎのルーツではないかといわれています。
月の中にいるのはうさぎ??
日本では上記のように、月の模様は「餅をついているうさぎ」ということになっていますが、世界各国ではどーやら違う見方をしているようです。
中国では蟹、南米ではロバ、アラビアではほえるライオン、ヨーロッパでは女性の顔だったり本を読むおばあさんだったり。
もちろん、月は常に同じ面を地球に向けていますから、世界中のどこで見ても同じ模様が見えているはずですが・・・
中秋の名月を愛でながら、月の模様が何に見えるのかを楽しんではいかがでしょうか。
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2005年07月16日(土)
お月見こばなし1 [COLUMN]
今年のお月見は9月18日です!
☆中秋の名月
「十五夜」とは旧暦の毎月15日のことを指します。
旧暦では月の満ち欠けの周期を基準として日数を数えるため、毎月15日は満月となるのです。
気候がよく、月見をするのに適していることから一般には「十五夜」とは旧暦の8月15日を指し、季節の草花や食物を月に供えて月見をします。
旧暦では7・8・9月が秋で、真中の8月を中秋といったので十五夜の月を中秋の名月ともいいます。
☆月見団子は多種多様
収穫の秋。作業が夜遅くまで続く時、明るく照らしてくれる満月に感謝の気持を表し、豊作に祈願する意味が込められているお供え物。お団子、さといもなどの丸いものや、すすき、秋の七草などを東に向けてお供えします。
お供え物のお団子は、習慣が定着し始めた江戸時代には、前日から各家庭で米を臼で挽いて粉にし、その年の月の数だけ供えることがめでたいこととされていました。
現在の暦なら1年は12ヶ月ですが、旧暦には12ヶ月の場合と13ヶ月の場合がありましたので、個数は状況に応じて変化していたようです。
ここで各地の月見団子をご紹介。
新潟県巷町
→白玉粉から作り、平たい形の団子を供える
長野県茅野市
→のた(つぶした枝豆)のおはぎを供える
名古屋市千種区
→月見団子は特別に無く、普通の団子を供える
大阪府岸和田市
→米粉と小麦粉から作った球形の団子を13個、里芋と一緒に煮て食べる
奈良県五條市
→団子は元々供えない
高知県南国市
→米や米粉から作った柏餅を三方に載せて供える
沖縄県平良市
→もち米や小豆から作ったフキャギというものを紡錘型から小判型にしてお盆に一山盛る
以上のように、地方によって月見団子は特色があるようです。
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