2006年04月25日(火)
食育大百科 Vo.2歯の健康 [ハウディニュース2006]
歯の健康を考える
■虫歯の原因
虫歯が出来るには3つの原因があります。
?〇[?
??虫歯菌
?Eコ舛魎泙狄?べ物
この3つの要素が重なった時に、時間の経過とともに虫歯が発生します。
■虫歯の進行
=C1=
エナメル質までが溶かされた状態。痛みはほとんどありません。
治療は少し削ってつめる程度。
=C2=
虫歯が象牙質まで進行した状態。冷たいものや甘いものがしみたりします。治療はC1とほぼ同じ。
=C3=
虫歯が歯髄(神経)まで進行しています。何も刺激がなくてもズキズキと痛んだりします。神経をとって、かぶせものをして修復します。
=C4=
歯の上の部分のほとんどが虫歯でやられてしまった状態。激しい痛みが伴い、膿がでたりします。ほとんどの場合抜歯しなければいけません。
■虫歯予防には
虫歯は?〇[銑?虫歯菌?Eコ舛魎泙狄?べ物の要因が重なった時に発生します。効果的に虫歯を予防するためには、それぞれの要素に対応した予防のポイントを知ることが大切です。
?〇[?
生まれつきの性質もありますが、食生活からも改善できます。
丈夫な歯を育てるためには歯の土台を作る良質なたんぱく質、歯の石灰化のために必要なカルシウムやリン、また、これらがうまく働くためのビタミン(A、C、D)などの栄養素が必要です。
??虫歯菌
歯ブラシをしっかり上手にかける。全ての歯をきちんと磨く為には3分以上かかります。歯磨きは食べカスをとるというより、細菌をとるものと考えて磨きましょう!
?Eコ舛魎泙狄?べ物
取りすぎには注意。食べたらすぐに歯をみがきましょう。細菌は約5分〜10分で砂糖を分解し始めます。
■噛む力を鍛える
1度の食事で「噛む」回数は、弥生時代には4000回、戦前には1400回、現在600回と激減しています。
歯茎の中には骨があり、歯の根っこはこの骨に埋まっています。この骨と歯の結び付けているクッションのような働きをしている「歯根膜」を鍛えることが大切です。そのためには食べ物を食べるときに「よく噛む」ことが効果的なのです。
ブラッシングで歯茎の表面は強化され、歯茎の浅いところの血液の循環を良くします。そして「よく噛む」ことによって、歯茎の深いところの血液循環を良くします。内側と外側の両方からの刺激で、歯茎は活性化されて歯周病に対する抵抗力を発揮することができます。1口30回以上噛むようにしましょう!
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