2005年08月19日(金)
元気にパクパク栄養素 [ハウディニュース2006]
●カルシウム
骨に必要な栄養素といえば、まずカルシウムが挙げられます。歯や骨をつくるミネラルとしてよく知られています。このカルシウムは骨の形成だけではなく、神経の伝達や筋肉の収縮、ホルモンの分泌にも、マグネシウムと対抗的かつ相補的に働きながら大事な役割を果たしています。しかし、カルシウムは腸からの吸収率がよくありません。さらに、加工食品の中にはリンが多く入っている場合があるので、現在では摂取量は不足がちです。
●ビタミンD
ビタミンDの生理作用は血中カルシウムを沈着させ、骨を丈夫にしたり、腸からのカルシウムの吸収をよくする働きがあります。
年齢を重ねるごとに、腸でのカルシウムの吸収が鈍るので、ビタミンDが不足しないよう、カルシウムと共に摂取する必要があります。ビタミンDは、紫外線を浴びることにより体内で活性化されます。余り日光に当たらない人や、冬場の日照量が少ない地域の人などは、食物から摂取する必要があります。
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