2005年08月23日(火)

元気にパクパク栄養素  [ハウディニュース2006]

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血液は「動く臓器」で、その特性によって体組織が必要とする成分(酸素、栄養分、ホルモンなど)を必要なだけその体組織に送り届け、不要な成分を運び去り、同時に組織細胞が必要とするそれぞれの環境条件(温度、PH、浸透圧)を一定に保つように機能しています。きれいで栄養たっぷりの血液が流れていれば体はいきいき健康になり、その通り道の血管もしなやかで強い血管になります。血液細胞の大半を占めるのが赤血球。赤血球のヘモグロビン形成に、主に必要な栄養素は鉄分、ビタミンB12、葉酸。この3つのうちどれか足りなくなると、貧血症を起こす可能性が高くなります。
■鉄分
血液が赤いのは、鉄とたんぱく質が結びついたヘモグロビンが赤血球に含まれているからです。このヘモグロビンは体内に酸素を運ぶ役目をしています。脳細胞はもちろんのこと、あらゆる細胞には酸素が不可欠ですから、ヘモグロビンには必要な鉄が欠乏すると、酸素不足になり貧血状態になってしまうのです。鉄はヘモグロビン以外に、細胞内で酸素を利用するために働く色々な酵素にも含まれていたり、肝臓などでも貯蔵されていたりします。鉄は大変吸収率の悪いミネラルです。そこで効率良く利用するには、以下の項目を知っておくと良いでしょう。
●鉄の多い食品(肉類、魚介類、卵黄、緑黄色野菜)を、バランスよくたくさん食べる。
●ビタミンCと一緒に食べると吸収が良くなる。
●胃酸によって吸収されやすいので、胃酸分泌を刺激するような、例えば酸味のものと一緒に食べると効果的。
●鉄を含む動物性食品のほうが、植物性食品より吸収がよい。
■ビタミンB12、葉酸
骨髄で赤血球が作られるときに必要な栄養素であるビタミンB12や葉酸が欠乏して、赤血球の生産が減少すると巨赤芽球性貧血という貧血になり、赤血球だけでなく、白血球・血小板にも変化が現れます。通常の食事をしている場合に不足することはあまりありませんが、胃腸の手術後や胃腸系に病気がある場合は注意しなければなりません。

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