2005年08月16日(火)
元気にパクパク栄養素 [ハウディニュース2006]
人間は情報の80%以上を目から得ているといわれるほど、目は大きな役割を担っています。このため、目は疲労しやすい器官で、その機能を維持するためにエネルギー代謝が活発で、たくさんの栄養素を消費しています。ただでさえ疲労しやすい器官であるのに、現代人は、テレビやパソコンなど、目をより一層酷使する環境に取り囲まれています。そんな疲れた目に良い栄養素にはどんなものがあるのでしょうか。
■ビタミンA
ビタミンAは「目のビタミン」と言われるほど重要な栄養素で、目の粘膜を保護したり、網膜を健康に保つはたらきがあります。
■ビタミンB1、B2
ビタミンB1は視神経のエネルギー代謝を助けて、目から脳への神経伝達機能を正常に保つはたらきがあります。ビタミンB1が不足すると、この伝達機能のはたらきが悪くなり、疲れ目の症状を引き起こします。
ビタミンB2は目の細胞の再生を促進したり粘膜を保護する作用があり、目の充血を防いで疲れを回復させます。
■ビタミンC
細胞の結合組織であるコラーゲンの合成にはたらき、血管を強くするはたらきがあります。
■アントシアニン
ブルーベリーに多く含まれるアントシアニン。視力回復効果が注目されています。光が当たると脳に信号を送るロドプシン という物質があり、光が当たったときにロドプシンはビタミンAに分解されます。アントシアニンはビタミンAをロドプシンに再合成するのを促進する働きがあるのです。
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