2009年04月15日(水)
「トンカラリン」知ってますか? [編集者の日常]
熊本に住んで丸13年。
仕事でもプライベートでもよく外出するので
熊本県内は行き尽くして、
「もう知らない場所はないよ〜」と思っていました。
しかし!熊本にまだ知らない場所がありました。
『トンカラリン』
それって一体なに?
なんでそんな名前なの?
どこにあるの?
次々に疑問が湧いてきます。
社内の者に聞くと、地場企業だけに
名前は聞いたことがあるだとか教科書で習っただとか、
小中学校を県外で過ごした私とは持っている知識が違うようです。
石を投げ込むと「とんからりん」という音がしたから
こんな奇妙な名前になったという情報までは入手できました。
が、はっきりと「トンカラリン」が何者なのか
説明してくれる人はいません。
こうなったら自分で確かめに行くしかない♪
いざ『トンカラリン』へ!!!
まず場所を確かめます。
熊本県和水町(旧菊水町)にあるので高速を使って車でLet'go!
菊水インターで降りました。
高速を降りて道なりに南下すると案内板がありました。
この辺りでは有名な観光地なのかしら?
その案内板に従って狭い道をたどっていくと・・・
とうとう上記のような『トンカラリン』を説明した掲示板を発見!
読んでみると、
昭和50年代に松本清張が「魏志倭人伝に関係する鬼道ではないか?」
と推論したことでブームになったと書いてあります。
なかなかロマンがありますね〜。
排水路説が出てきてブームは沈静化。
色々調べていくうちに排水路ではなさそうだということになりましたが、
一体何なのか謎のままだそうです。
まあ、文章で読んでみてもわからないので自分の目で確かめてみましょう。
これなの?
私がずっと求めていた『トンカラリン』は。
ふ〜ん。
これを見るとちょっと水路っぽいです。
もっと奥に進むと本当に謎の遺跡っていう感じ。
この日は小雨が降っていて、これ以上奥へは進みませんでした。
だってコウモリとか変な虫がいそうなんです。
結局『トンカラリン』は謎のままの遺跡でした。
でも、自分の目で見て確かめたからなんだか納得。
せっかく名所旧跡を巡る気分になっているので、
その足で熊本城まで足をのばしました。
久しぶりの熊本城。
何回見ても素晴らしいお城です。
特に石垣がいいです。
皆さんご存知の『武者返し』。
今日は本丸御殿に行きました。
天井もきらびやか。
床の間もキラキラ☆
はじめの内は写真撮影禁止でしたが、
私が行った頃には写真撮影OKになってました。
ただし、フラッシュ撮影は禁止です。
本当にこんなキラキラの中、昔の人は生活をしていたんだろうか?
色んな思いを馳せながら見てました。
職業柄、料理の写真を撮ってしまいます。
思ったより豪華。
一番気に入ったのは、ここ「暗がり通路」。
雰囲気あるでしょ。
今回は『トンカラリン』でしたが、
また知らない場所があったら
自分の目で確かめに行きたいと思います。<C.Y>
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