2004年11月18日(木)

おせちこばなし パート3 [COLUMN]

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おせちにこめられた思い

紅白かまぼこ
紅はめでたさと喜びを表わし、白は神聖を表わします。
昆布巻き
「喜ぶ」の言葉にかけて、昆布はお正月の鏡飾りにも用いられています。健康長寿が得られると言われています。
お多福
「阿多福」という字が当てられ、文字通り福を招く食べ物とされています。
黒豆
豆は、まめで健康を意味し、一年の「無病息災」を願います。
田作り
片口鰯の稚魚を素干ししたもので、稲を植える時に灰に混ぜて肥料にしていたことから、「稲の豊作を願う=豊年豊作祈願」とされます。
数の子
二親から多くの子が出るのを好き事とし、古くからおせちにつかわれました。
栗きんとん
「金団」は財宝をあらわすため、裕福の願いが込められています。
紅白なます
生の魚介などを用いて大根、にんじんと酢で作ったことから、「なます」の名がつけられました。紅白のめでたい色合いばかりではなく、大根にはビタミンCが豊富でカゼもひきにくくなる食べものでもあります。
えび
腰曲がりえびは、長いひげをはやし、腰が曲がるまで長生きすることを願ってお正月飾りやおせちに用いられます。
たい
めでたいに通じる語呂合わせ。江戸時代にはじまった七福神信仰とも結びついています(恵比須様が抱えていますね)。

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