■バナナのように食べよう!新潟さかたやの「笹だんご」 [全国特産物情報]
自然風土豊かな米どころ越後が育んだ笹団子。江戸時代の後期にから新潟に根付いている郷土のお菓子です。北越風土記によれば、上杉謙信の合戦における携行食として笹団子を考案したと言われ、保存食として食べられていたようです。
ヨモギ団子を数枚のササの葉でくるみ、スゲまたはイグサの紐で両端を搾り中央で結んで蒸してあります。紐を解き、バナナのように上半分だけを剥いた状態で下部を持ちながらかぶりつくように食べるのが一般的だとか。新潟では給食でも出るようで、数え方も1個2個ではなく「1つる」「2つる」ということです。その土地土地の文化や風習は、土地の人には普通でも、九州人には想像が及びません。
中に入れるのは一般的には小豆餡ですが、一部地域ではこれを「女団子」と呼び、きんぴらを中に入れる「男団子」といわれている場所もあるらしいです。
この笹団子はさかたやさんのものです。さかたやさんと言えば、和風せんべい「越後獅子」。第21回全国菓子大博覧会名誉会長賞受賞の逸品です。久しぶりに食べた笹団子は、モチモチしていて、甘さ控えめ。ヨモギの風味と笹の葉の香りが溶け合い、なつかしい味です。「バナナのように食べる」は、慣れないと難しいようです。
なんとこの笹団子。新潟ご当地キティの笹団子キティやドラえもんの笹団子ドラ根付なるものもあります。
かつて俵万智が、「イッセイの シャツ着こなせる若者が ふるさと自慢に言う笹だんご」とうたいましたが、今も昔も、老いも若きも大好きな郷土のお菓子は新潟の生活に深く根付いています。<YA>
株)さかたや 新潟県新潟市大渕1631番地5
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Fax025―276―6011
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■季節の変わり目を健康に!阿蘇薬草園のよもぎだからうれしいちゃ [熊本特産物情報]
季節の変わり目は食欲も減退しがち。日本の先人たちが口伝えで守り続けてきた薬草、薬木の知恵は、身近な野山の植物たちが天の恵みであることをあらためて教えてくれます。暦の上ではもう秋。大地の恵みを体に取り込み、季節の変わり目を健康に過ごしましょう。
南阿蘇村河陽にある『阿蘇薬草園ハーブの里』は、8haの敷地に約620種類もの薬草、ハーブが植えられています。ここで人気なのが「よもぎだからうれしいちゃ」です。よもぎは体を温め、胃腸を丈夫にする作用があることから、若い女性の冷えや夏ばてなどにお勧めです。スプーンに1〜2杯程をお湯に溶いて飲むだけ。お茶として飲む以外にも、てんぷらの粉や、ドレッシング、お肉の下味や味噌汁に入れるなど、ちょっとした工夫で、もっと気軽に薬草と親しむことができます。
薬草を体に取り込む方法は「飲」「食」「浴」「塗」「洗」の5種類。お風呂に入れたりすることで、ポカポカとあったまる効果もあるとか。他にも「気分爽快茶」「お腹スッキリちゃ」などが人気です。
また、『阿蘇薬草園ハーブの里』では、薬草園を見学したり、薬草療法などを学ぶこともできます。ナチュラル派におすすめの野趣豊かな薬膳料理も豊富です。<YA>
阿蘇薬草園ハーブの里
〒869-1404
熊本県阿蘇郡南阿蘇村大字河陽木落5507番地2
TEL0967-35-1188 FAX0967-35-1187
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■中国土産と言えば「天津甘栗」 [D@EXコラム]
天津甘栗袋美術館なるサイトがあるのはご存知でしょうか?
日本全国のみならず、本場中国、アメリカ、タイやフランスなどの甘栗のパッケージが一同に会しています。お国柄によって微妙に違う栗のパッケージの展示が見事です。
で、今回は上海のおみやげに天津甘栗をいただきました。 そもそも、天津甘栗の言われは、中国各地から集められた栗は天津港に集められ、そこから船積みされたので、天津甘栗と呼ばれるようになったと言われています。
裏に、日本人向けの説明があります。よくある感じで、全体的になんだか変です。
栄養はもちろんのンを、味もおいしいです。
日本に入ってきたのは1910年代だとか。「血液系統の活性化にも効き、止血効能も有する」(「図経本草」)と言われて、各種の皮膚病や腫れもの、むくみ、吹き出ものなどの治療にも効くといわれてきました。また、肥満や便秘を防ぎ、食物繊維を多く含み、ビタミンCなどはリンゴの8〜10倍、タンパク質は20倍もあるそうです。
ちなみに天津といって真っ先に思いつくのは、「ドラゴンボールZ」の天津飯ではないでしょうか。実際中国では『天津飯』という料理は存在しないらしいと聞きました。
なんでも、「天津飯」は蟹肉入り卵焼き乗せ丼のことで、「天津芙蓉蟹肉飯」という本格中華チックな料理名であったのが、間の「芙蓉蟹肉」が略されて「天津飯」となったと言われています。カニ入りだったのね!天津飯。<YA>
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■ダガマルって何?「だがしやマルちゃん」 [D@EXコラム]
熊本市清水亀井町。そこに、ひっそりとたたずむのは、亀井商店街。その亀井商店街の一角にこれまたひっそりと存在するのが、「だがしやマルちゃん」です。黄色い看板がなければ間違いなく通り過ぎてしまいます。そう、以前取り上げました「ヤッター!めん」のアタリクジを持って、再び来店するというミッションが課されていたのです。恐る恐る入店。
一歩中に入ると、そこはカラフルな駄菓子ワールドです。すでに、5、6人の少年たちが100円玉を握りしめて、駄菓子を物色中。むろん大人である私に向ける目は冷たい・・。しかし、店主である男性は、にこやかに迎えてくれました。そしてアタリクジと交換した「ヤッター!めん」。今回ははずれでした。わらしべ長者ならず。
まだ一年足らずの「だがしやマルちゃん」ですが、近くの駄菓子屋さんが続々とつぶれる中で、子供たちの「最後の砦」としての役割は重要です。近所に駄菓子屋のない少年時代なんて、クリープのないコーヒー、今風に言えばソフトのないDSくらいのものでしょう。第一、熊本市清水小学校エリアといえば、あの高名な政治学者姜 尚中(カン サンジュン)氏を生んだ土地柄。駄菓子屋とは一切関係ないですけれども・・。
ちなみに、亀井商店街には、中華料理の「正華園」やお好み焼きの「まさこ」など地元の人に長年愛されてきた穴場食堂があります。私のお勧めはとんかつの「大富士」。近隣は出前オッケーでワンプレートのメンチカツ定食が人気です。<YA>
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■ヘルシーキッチン開(ひらき) げんきどれ・ゆずどれ [編集長コラム]
熊本県民テレビの主催で毎年開催される、テレビタ感謝祭。10月7日(土)、8日(日)とグランメッセ熊本で開催中です。地元産品の販売や試食即売も実施されており毎回楽しみにしておられる方も多いのではないでしょうか。
今回「地産地消」をテーマに熊本県内の企業がテレビタ感謝祭3のために新商品を開発した中で、ヘルシーキッチン開(ひらき)のドレッシングを紹介します。ヘルシーキッチン開は熊本に3店舗(下通り、光の森、空港線)あり、バイキング方式で美味しい料理が食べれると週末ともなると行列が出来るほどの店舗です。今回「どんな料理にも合い、なおかつ栄養満点」という夢のような万能ドレッシングがテレビタ感謝祭のために開発されました。
げんきどれ・・・
名前が元気が出そうな、ドレッシング!材料は熊本産赤ピーマン、水俣芦北産サラ玉ちゃん(たまねぎ)、天草の芽ひじき、天草の自然海塩と熊本の美味しさが凝縮したドレッシング!海草サラダなどにぴったりの美味しいドレッシングです。
ドレッシングを試食しましたが、私は好みの味です。たまねぎサラダなどにもぴったりです。
もう1本のゆずどれは、矢部産柚子・天草の自然海塩を使ったドレッシングで、ノンオイルなのでヘルシー。
テレビタ感謝祭へGO!
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■ヘルシーでジューシー!肥後の赤牛なら「阿蘇薬草ハーブ園」 [熊本グルメ情報]
以前取り上げた阿蘇薬草園ハーブの里には、薬草をふんだんに使った料理を堪能できるお食事処があります。地鶏や肥後の赤牛をメーンに、36種類の薬草をブレンドした料理は、とってもローカロリーでヘルシー。肌やお腹の調子も良くなります。お肉はどろ釜炭火焼き。ジュウジュウ焼きながら食べるお肉は格別!今からの季節にぴったりです。
こちらの料理は、お肉たっぷりでも「薬膳」。なぜなら地産地消の精神に基づいているからです。
地産地消(ちさんちしょう)とは、地域生産地域消費(ちいきせいさん・ちいきしょうひ)の略語で、地域で生産された農産物や水産物をその地域で消費すること。
と『ウィキペディア』にあります。
もともと「狩の場」と呼ばれたこの地区は薬草の宝庫。薬草を食べて育った赤牛や地鶏は、脂身が少ないのに、食感がとても柔らかなのが自慢です。タレの中にブレンドされた薬草や、薬草茶が脂分を打ち消す効果もあり、おなかいっぱい食べても胃もたれしないのが特徴です。
「薬膳肥後牛コース」などのお肉たっぷりのコースもありますが、「薬膳お姫様ダイエットコース」や「薬膳奥方さま美容コース」など、滋味あふれる地鶏ややまめを使ったよりヘルシーなコースもあります。
さらに、食べ放題の薬草のてんぷらや野菜を使った家庭料理のコーナーもあり。コース料理だけでもボリューム満点ですが、珍しいのでついつい箸が伸びてしまいます。<YA>
阿蘇薬草園ハーブの里
営/11:00〜17:00
休/なし
電話/(0967)35-1188
阿蘇薬草園ハーブの里
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