2008.8.30 宮古島のパウダーソルト「雪塩」 [全国特産物情報]
「雪塩ちんすこう」というものを沖縄で購入し、おいしかった記憶があります。その後、熊本の駄菓子屋さんで発見してちょっと拍子抜けしたものの、雪塩そのものがギネスブックに載るほどのすばらしいものだと知ったのは、その後のテレビ番組でした。雪塩は、ミネラル含有数18種類、つまり世界で一番ミネラルの数が多いということでギネスブックに認定。モンドセレクションも3年連続で金賞を受賞したそうです。宮古の海水って聞くだけで、生命に必要なものがぎゅっと詰まっている感じ。普通の製塩は、ニガリを分離させるのですが、雪塩はニガリもそのまま。つまり雪塩を水に溶かして、魚を成育させると、海水に限りなく近い状態なので死なないらしい。(もったいなくてしませんけど)。まさに命の源なんです。
顆粒状もあるみたいですが、パウダー状はかなりきめ細やかです。小麦粉よりももっと細かい粒子で「これが塩?」と思ってしまうほど。製菓用のパウダーシュガーみたいな感触です。なめてみるとやはり「塩」。ほのかな甘みと旨みがあります。ミネラルも豊富ですから、水分と一緒に熱中症予防になめたらよさそう。ブログなどを読んでみても、アトピーが改善したとか、洗顔に利用しているとか、美容や健康面でのメリットもあるみたいです。生き物が海から進化していったことを考えると、薬やサプリに頼らなくても、こんなシンプルなものを生活に取り入れることで、体調が改善されるということは意外と多いんじゃないでしょうか?<YA>
宮古に行かなくても、楽天で買えます!
宮古島 雪塩製塩所
shimazoff: 宮古島の雪塩
自転車生活入門: 痙攣防止には宮古島の「雪塩」
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2008.8.29 晩夏の避暑地軽井沢より「軽井沢紅茶館」のダージリンティー [D@EXコラム]
軽井沢好きの友人が、毎年喜々として「サンビーム」に行ったという話を聞いて、なんとなく人差し指と中指を立ててウルトラビームを連想してしまう発想が貧困な私。今年もおみやげをいただいたので、検索してみるととても由緒ある素敵なお店のようです。通称「旧軽井沢銀座」にある店舗は、元々は明治後半軽井沢に宣教師が住み始めた頃「和牛専門店」として始まったようです。 その後、現在の紅茶専門店になりました。
品揃えも豊富。紅茶だけでなく、クッキーやカップ、ジャムなどお茶とともに楽しめるものはすべて揃うという感じ。クッキーもいただきましたが、アールグレイの茶葉がほんのり香るサクッとした歯ごたえのおいしいクッキーでした。緑茶の茶葉とかもクッキーに入れたらおいしいんじゃないでしょうか。ウーロン茶とかも合いそうな気がします。
夏の間はもっぱらアイスティーとして活用しました。沸騰したお湯に入れなくても、少し多めの茶葉を、お茶パックに淹れて、ピッチャーのお水に入れておけばできます。もちろん温かい紅茶も美味。茶葉がとてもフレッシュなせいか、薫り高い紅茶が味わえます。フレーバーティーもいいけれど、やはり常飲するのはダージリンがベスト。昔は紅茶しか飲まなかったのですが、大人になるにつれコーヒー等になってしまった私。イギリスのBBで食あたりでひどい目にあった時は、宿の女将があったかいミルクティーを毎日淹れてくれました。身も心も疲れ果てたときは、ちょっと濃い目のあったかいミルクティーが一番しっくりくるようです。<YA>
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2008.8.28 熊本全日空ホテルニュースカイ 和食「光琳」 [編集長コラム]
先日、熊本全日空ホテルニュースカイ和どころ 光琳で親戚が集まって会食を行いました。ランチタイムに、宝石箱懐石「粋」(5,770円)を。コース懐石なのでランチにしてはボリュームがありましたし時間も2時間ほどかけてゆっくりと。お酒も頂き、食事が終わった頃には強烈な睡魔が・・・
ニュースカイホテルの1Fにサンシエロというメインダイニングがありますが、DINING EXPRESSでも何度か掲載したことがあります。
サンシエロ(1)の記事
サンシエロ(2)の記事
サンシエロ(3)の記事
酒の樽は「美少年」。当ホテルの経営をされています。
【料理】
県外からの親戚も来ていたので・・
熊本といえば、「馬刺」「辛子蓮根」「人文字ぐるぐる」です。「豆腐のみそ漬け」も付いていました。
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2008.8.27 熊本テルサで土山総支配人の料理の心を味わう [編集長コラム]
先日、全国から同業者の会合が熊本テルサにて開催されました。夕食は同ホテルでいただきました。特別にメニュー作成いただいた大変素晴らしい料理でしたので、記念に写真を撮影しました。
熊本テルサは熊本市内中心部から少し離れた(車で15分程度)水前寺公園や県庁の近くに位置します。昨年の6月よりここの総支配人に就任されているのは、元赤坂プリンスホテルの総料理長(和食担当)、また宮内庁、迎賓館、総理官邸などの日本料理責任者も努めたことがあられる、土山憲幸(つちやま・のりゆき)総支配人。今回は熊本の素材を生かして、大変素晴らしい料理を提供していただきました。有難うございました。
前菜
鮎の子うるか 長芋 水前寺海苔
焼茄子ゼリー寄せ くこの実
鰻小袖寿司
酢取茗荷
辛子蓮根
人文字ぐるぐる にがうり 辛子酢味噌
落し玉子
吸物
冷し玉蜀黍豆乳スープ コンソメゼリー 生じゅんさい
造り
天草黄金鱧ちり 蓮芋 添え野菜 梅肉醤油
煮物
蛸柔煮 湯葉 里芋白煮 芋茎含せ 隠元 木の芽
焼物
ガラカブ かぼす風味
口替わり
馬刺テルサ風
中皿
サザエ 若布 つぼ焼き パンを添えて
蒸し物
鮎蓼蒸し
酢の物
和王たたき ぺティトマト オクラ 茄子たまねぎドレッシング
食事
冷し牛乳茶碗蒸し粥 べっこう餡
香の物
白瓜浅漬
果物
梨 ブルーベリー
甘味
マンゴープリン
コーヒー
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2008.8.26 「ありがとう」の思いを込めて!珈琲舎のだ「博多の華珈琲」 [D@EXコラム]
「ありがとう」と頭を下げるおサムライ。博多の筆師金太夫の手によるシンプルだが力強いパッケージに深い感謝の念を感じずにはおれない。「珈琲舎のだ」はソラリアビル店など6店舗を展開する珈琲の老舗です。1970年から福岡の珈琲通の方々に愛されており、一度は行ってみたいと思っていました。友人から送ってきたドリップパックを、一口飲んだ瞬間、これはおいしいと叫んでしまいました。是非お店に足を運び、挽きたて淹れたてを飲んでみたいと思わせてくれます。
コクがあるのに、すっきりしているのは、昔ならではの珈琲屋さんの味。流行のカフェでは、こういうタイプのコーヒーはなかなか出してはくれません。ドリップパックには、深いコクが人気の「博多の華・ストロングブレンド」を使ってあるということで、もうちょっと軽めのものが、「珈琲舎のだ」のスタンダードなのでしょう。
ちなみに福岡市交通局のHPをみると、1日乗車券・定期券を提示すると,珈琲舎のだ各店の店内飲食代が,10%割引となります…とあります。官民一体となった取り組み・・今でも続いているのでしょうか?
福岡には行ってみたい憧れの珈琲屋さんがもう一つあります。その名も「カフェ・ブラジレイロ」。お店の名前がかっこいい・・・ただそれだけの理由です。こちらは1946年創業だそうです。以前ニューオリンズにあるカフェ&tとベニエのお店「cafe du monde」に行ったことがありますが、ここは1860年以来「クリスマスとハリケーンが来る時以外は24時間営業」という脅威のコーヒーショップです。150年もほとんど開きっぱなしってすごいと思いませんか?おしゃれなカフェもいいけれど、時を重ねた店に、そこに降り積もった歴史を感じにいくのも楽しいものです。<YA>
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