■パリのエスプリを!HEDIARDのアーモンドバタービスケット [D@EXコラム]
エディアールは1854年、フェルディナン・エディアールによってパリに創設されたフランス指折りの高級食料品店です。本店は、マドレーヌ通りのフォション本店の道向かいにあります。フォションがパリの食料品店の「華」ならばエディアールは「いぶし銀」といったトコロ。チャップリンやディードリッヒなどの各界著名人もひいきにしたという老舗であり、パリ社交界には欠くことのできない名店です。日本でも、赤黒のストライプが目印のいくつかのエディアールショップがあります。私は博多三越のショップに行きました。
エディアールの中で有名なのが紅茶。真っ赤の缶が目印で、品質も一流茶園で厳選された逸品ぞろい。エディアールのブレンドの技術は、伝統的に父から息子へと受け継がれているため、そのような名門の一族出身の”ブレンダー”がいることがエディアールの紅茶の特徴だそうです。特にアールグレイはかなりおいしい。上品で香り高く、イヤミがないのが特徴です。
そんな紅茶のお茶うけとしてパリジャンに親しまれているのが、アーモンドバタービスケット。薄くて軽いテイストですが、バターの風味が生きています。「にわかせんぺい」に味が似ているのが不思議。
エディアールベーカリー
ちなみにエディアールカフェの制服は、マニアの間では人気らしいです。
パリのエディアールのホームページは、「洗練」の一言です。
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