【銘菓 鶴乃子・石村萬盛堂】 ホワイトデー・マシュマロデーのはじまり [全国特産物情報]
創業明治38年、福岡市博多に本店がある老舗の和菓子店 石村萬盛堂。伝統を守り、素材にこだわった本物を常に追い求める和菓子の老舗。特に「鶴乃子」は、皇室への献上品としても有名です。なぜ今日、銘菓・鶴乃子を紹介するのか。。今日3月14日はホワイトデーだからです。
マシュマロデー(ホワイトデー)の発案
昭和52年、三代目社長の石村善悟が、何気なく女性雑誌の投稿欄を見ていたら、「バレンタインデーで女性ばっかりが送るだけはおかしい」という登校を目にして、これだと思い、福岡のデパート岩田屋さんで、お返しの日を作ったのが始まりでした。お返しの日を1週間後にするか、逆さにして4月12日にするか迷っていたところ、岩田屋さんに3月14日が何もイベントがなくてよいと言われ決まったそうです。やがてこのアイデアがホワイトデーとなっていきます。(石村萬盛堂HPから引用)
ホワイトデーは福岡発祥なのか、昔はマシュマロデーと呼んでいた。それからクッキーデー。最近はホワイトデーが主流ですね。
鶴乃子が生まれたわけ
明治末期に石村萬盛堂では古くから伝わる銘菓「鶏卵素麺」を作っていました。その過程で卵の卵白が多量に余り、これをどうにかできないかと考えて生まれたのが、マシュマロ、「鶴乃子」でした。舶来のマシュマロ技術を鶴乃子に応用しました。「鶴乃子」は昭和初期には、同じく博多銘菓の「ひよこ」と並べられ、「博多の鳥戦争」と言われたこともあったとか。
さて、鶴乃子を食べてみましょう。マシュマロ。口の中に入れるとふわ〜っと溶けていきます。この食感が「鶴乃子」の命。マシュマロ自体にぼってりとした重さはありません。黄身あんとのマッチングは絶妙。ホワイト+黄身以外にもこしあん入りのものもあります。
博多お土産として「鶴乃子」はいかがでしょうか。
□鶴乃子のショッピング
【石村萬盛堂】銘菓 鶴乃子
【石村萬盛堂】献上鶴乃子
□気になる商品がこの「献上鶴乃子」。皇室・宮家へ献上されている「鶴乃子」で、普通の鶴乃子より、より手をかけて作られている。少し大振りで手練の餡、職人が一つ一つ手作りで作っているという。(献上鶴乃子のページ)
Posted at 15時15分
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