■【一口香・長崎名物】 逸口香は佐賀の名物 [全国特産物情報]
一口香(いっこうこう)は、長崎では学校給食に出るほどメジャーな菓子です。このお菓子はカステラなどと同様に歴史的には長崎のお菓子として重要なものの一つなのですが、あまり知られていないと思います。
見た感じ同様、中国から伝わったお菓子の一つです。江戸時代中期に中国より伝えられた干し菓子で、もとは唐の禅僧や唐船の乗組員たちの保存食だったものです。長崎市茂木町に漂着した難破船の保存食、唐饅が基になっており、製造元としては、茂木一まる香本家また榎純正堂が有名です。(一口香レポート)
茂木は景勝の地でもあり、長崎の花街・丸山から茂木に通じる「茂木街道」がありました。文人墨客の往来が多く、これらの人達に茶菓子として好まれ、一口にほおばれば香ばしいところから一口香と名付けられました。
もともとは、中が空洞のパンのようなものでしたが、1844年(弘化元)の創業時には黒砂糖のあんが入ったものに変化していきました。小麦粉、水あめ、砂糖などからできた皮を焼くと、熱で溶けたあんが膨れてピンポン球ほど大きくなります。冷めても、あめ状のあんは皮に張りついたままで空洞ができカラメル焼きのような甘味で、歯ごたえがあります。
一口香(関心空間)
【ユニークな伝統菓子、茂木の一○香】 (2004/2/18)
名匠菓子の旅(一口香)
この一口香は長崎の名産ですが、佐賀県嬉野市(旧塩田町)に楠田製菓本舗がありここでは、同じ製法で逸口香が作られています。
宿場町に生まれた逸口香 <塩田>
BLOGで情報収集(一口香)
菓子王国・佐賀 シュガーロードをいく
Posted at 00時00分
トラックバック
トラックバックURL
http://www.howdy.co.jp/dining-express/tb.php?ID=1254