2008.8.22 幻の駄菓子か 「貝ニッキ」ついに発見 [編集長コラム]
貝ニッキ。スーパーの駄菓子売場でついに発見しました。数年前から気にかけていましたが、なかなか駄菓子コーナーでも見つけられなかった商品です。見つけた時は嬉しかったです。1ケ210円。
ニッキ物のなつかしい自分的御三家といえば「ニッキ水」
「ニッキ飴」それと「貝ニッキ」です。
貝ニッキはハマグリの貝殻に黒糖ニッキを入れた単純なもの。しかし貝殻の殻は全て違うし(当然)、子供にはちょっと刺激的な味が忘れられない、いまや幻の駄菓子と言われるものです。
マボロシの駄菓子という紹介のページに「貝ニッキ」も登場しています。昭和40年代にいくらで売られていたかは覚えていませんが、50円くらいしたような記憶があります。貝殻にコストがかかっており合理的な食べ物(駄菓子)と感じなかったためか頻繁には購入しませんでしたが、すごく懐かしくそして食べ方がきたない(笑)(貝をなめたりしていたため)イメージが残っています。
久しぶりに出会った貝ニッキの味
ハマグリの殻はずっしり重いです。ぱっくり口を合わせた貝を強引に開けてみると、黒い砂糖が顔を出します。でも売れていないため?黒糖のしっとりした感じがしなくて水分が蒸発しているような状態。これにはがっかり。昔食べた記憶ではもっとしっとりしていました。
製造は京都の株式会社伊藤軒さん。ハマグリは京都伝統工芸品の貝合わせ、お棗(なつめ)等に加工される為特別に選定された貝を使用しておりますので、貝笛以外に珍味の小鉢としてもご利用いただけると 説明書に書いてありました。
たぶん笛にしたり、小鉢にしたりすることはないと思うけど。
貝ニッキの食べ方は片方の貝で削って食べるようです。ちいさい頃は両方の貝に黒糖を入れろよ・・・って思ってました。
黒糖が思ったよりしっとりしていなし、砂糖分がざらざらしています。それにニッキもきつくない。子供だったからニッキが強く感じたのか、はわかりませんが、昔の方が美味しかったような。
なつかしい気分になりましたので、よいです。
ニッキ貝の食べ方講座
ニッキ貝の食べ方講座
Posted at 00時06分
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