■秋深し。源吉兆庵の「栗雅楽」 [全国特産物情報]
栗のおいしい季節となりました。モンブランも良いけれど、和の趣をまとった栗のスイーツは、秋深いティータイムを演出してくれます。源吉兆庵さんが出している季節のお菓子「栗雅楽」(くりがらく)。選りすぐりの栗を、風味豊かな栗餡に仕立て、色づく秋の山々の色合いをうつした二層のしぐれで包んであります。
栗のパッケージがかわいいのですが「栗雅楽」の帯が邪魔して見えないのが残念。口の中でほろっとくずれ、ふわっと栗の香り。上品で繊細さは、老舗ならではの風格が漂うおいしさです。また「栗雅楽」のほかにも「栗連山」「栗きんとん」「栗カステラ」など他にも栗や芋など秋の季節菓子がそろっています。
源吉兆庵では「生誕記念菓子」という企画モノのお菓子を出してらっしゃいます。この企画は20世紀の偉大な文化人の生き方を少しでも次の世代に語りつぎたいという思いから生まれた企画だそうです。
毎月各文化人にちなんだお菓子を作っており、これまで、夏目漱石、石川啄木、与謝野晶子、竹久夢二などの文人たちにちなんだお菓子が販売されています。10月は水原秋櫻子さんにちなんだお菓子。どんなお菓子になるんでしょうか。源吉兆庵さんには、お菓子とともに文化を担うという熱い想いが息づいています。<YA>
源吉兆庵 福渡せんべい
Troom KURASHIKI
doramiのひとりごと
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