■【長崎街道・塩田宿】 嬉野市 土蔵・白壁の残る町 [編集長コラム]
佐賀県塩田町を訪ねました。18年1月1日より嬉野町と塩田町が合併し、佐賀県嬉野市になりました。(嬉野市役所HP)
塩田は長崎街道の宿場町として栄えた町です。いわんや国内唯一の開港であった長崎に向かう道として、日本の西洋文化の通り町としても栄えました。塩田川があることで陶石・塩・肥料などの交易が行われました。
私は武雄方面から国道498号を通って行きました。塩田の中心部に近づくにつれ、白壁の家がちらほら、期待するものがあります。塩田川のそばに街道があり、土蔵・白壁が集まっています。塩田津は、地区全体を一つの文化財とみなす国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されており、徐々に整備などもされつつあり、町作りがされているところです。
塩田津のハイライトは塩田宿屈指の廻船問屋だった西岡家住宅と杉光家住宅。自由に見れるわけではありませんが、それぞれ歴史ある住宅です。西岡家住宅は裏手に回ると、とても大きい住宅だったとわかります。
□九州絶佳選
□塩田町商工会
□塩田宿 (塩田町)
□アワセカガミ 長崎街道・塩田宿
塩田は酒造りも盛んです。そういえば先日・どっちの料理ショーのラーメン対決で、麺や武蔵店長が佐賀まで出かけて、梅酒をゲットされていましたが、五町田酒造のものでしたね。
塩田の中心部から車で10分くらいの北部に「志田焼の里」があります。志田焼は1700年頃にはすでに始まっており、長い歴史があります。志田陶磁器株式会社が現在は運営しています。志田焼の里博物館もあり見学でき、大きな炉(使っていないもの)もあります。
Posted at 12時38分
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