■【ヒロ・コーヒーファーム】 沖縄国産コーヒーを有田焼・今右衛門で楽しむ [編集長コラム]
日本でも国産コーヒーが作られている、と以前聞いたことはあったが、趣味程度で作られており入手はできないのだろうと思っていました。今回食の雑誌 dancyuの3月号に幻の「国産コーヒー」を求めて沖縄へと巻頭特集されていました。じっくり読みました。
(dancyu3月号はback numberが注文できると思います)
通常コーヒーは「コーヒーベルト」と呼ばれるように赤道〜回帰線くらいの熱帯−温帯で栽培されます。日本でのコーヒーは明治政府がコーヒーのために外貨流出するのを憂い、明治11年(1978年)に小笠原諸島でなされたことがあります。しかし経費がかかりすぎ成功しませんでした。民間企業もコーヒー生産は行いませんでした。
沖縄の北部、車で約2時間の所にある「ヒロ・コーヒーファーム」はコーヒー栽培を始めて13年になります。年間収穫量は1トンであり、まだまだ希少。現在コーヒー豆の木は約900本あり、1粒1粒手で収穫されているそう。
詳しくは dancyu3月号や、しげの珈琲工房さんのページが詳しいです。
ヒロ・コーヒーファームでは収穫は12〜5月末まで。丁寧に育てられたコーヒーの豆から焙煎したコーヒーが現地で飲めます。
□ じゃらん ヒロ・コーヒーファーム
私も、このコーヒーを入手して、国産コーヒーを味わってみたいと思いました。早速メールにて 200gずつ注文しました。注文して数日後早速送られてきました。
上の20分焙煎のミディアムと30分焙煎のストロング。袋をあけるだけでかなりいいコーヒーの匂いがします。
国産コーヒーを味わうのに、器にもこだわりたいと思いました。沖縄の陽気な太陽を思い浮かべて選択した器は、有田焼 第14代 今泉右衛門さん製作の紅茶碗。紅茶碗といってもコーヒー碗として使うことができる器です。色鍋島の伝統を引き継ぐ、今泉右衛門窯。故第13代は人間国宝であったことでも有名です。
水は「阿蘇の宮水」を使用。ストロングを先ず味わいます。外国のコーヒーに比べ刺激は少ないらしいが、挽いたときの香りも本当に味わい深い。
ふわっとした口当り。ミルクや砂糖はいりません。ブラックのままで。お茶としていただけるようなコーヒー。色鍋島の優しい色使いにぴったりだと思った。日本では沖縄以外に小笠原や徳之島でコーヒーは作られているというが、10軒にも満たないという。
日本でも今このとき多くの人がコーヒーを口にしていると思うが、国産コーヒーを飲んでいる人はごくわずかだろう。
沖縄で飲んでみたいと思った・・・・
BLOGから
□ THE ROAD AHEAD
□ ヒロ・コーヒーファーム
沖縄県国頭郡字東村孝枝85-25
0980-43-2126
10:00-18:00
水曜休
Posted at 12時00分
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コメント
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沖縄も寒くなりました。しかし昼間は半袖姿もあります。一番寒い時期は2月です。
決して沖縄は常夏では無く季節がある西南西にある島です。好い季節は10月。海遊び出来、水平線落ちるサンセット、この時期は彼方水平線には雲も無く、海に沈む大きく真っ赤な太陽を観れます。私が一番好きなスポットは大宣味村の津波(つは)源河への北から方向、
海側には座れる防波堤、古宇利大橋と島が目の前、この白い橋の真ん中へ(ゆうひ)が島回りのサンゴを青く照らし沈むのが好きです。男は幾つに成ってもこなん素晴らしい物を観たいのです。よその国ではその夕日を観る為に、ビーチ近くに住む人も居ます。沖縄の旅は何回にも分けましょう。何処に行ってもユックリ、ノンビリ、自身の感覚で旅しましょう。私はこの島を10廻りしてます。東から西海岸、島の真ん中を走る道、発見、自分だけの知ってる此処。このページを掲載してる人、これを読まれた人、沖縄の山の中でコーヒーを栽培と加工し、飲んで頂くコーヒー豆を造ってるヒロとしては嬉しい。
沖縄の何でも判る範囲で知らせます。
メルアドへ直接でも結構、そして沖縄の旅を楽しんで下さい。