明治ヨーグルトキャラメル [D@EXコラム]
大正5年創業の明治製菓のロングセラー「明治ヨーグルトキャラメル」は、森永「ミルクキャラメル」ほどメジャーではないものの、古くからある懐かしいキャラメルです。近頃あんまりスーパーやコンビニで見かけないと思ったら、100円ショップなどのレジ前などで2個100円で売られたりもします。大手菓子メーカーの中では1899年の森永「ミルクキャラメル」、1922年の「グリコ」といった2大キャラメルに後れを取り、兄弟分である「明治クリームキャラメル」が登場するのは1937年。先輩たちの存在があまりにも大きすぎ、明治の中では、主力のチョコレートたちに比べると少し影が薄いようです。
「ヨーグルトキャラメル」はカルピスを思わせる水玉模様のパッケージが、何ともいえぬほっとした気分にさせてくれます。包み紙も昔と変わらない雰囲気で、しばし時計が戻され、タイムスリップしたかのようです。
個人的には、琴欧州関に明治乳業の「ブルガリヤヨーグルト」とのコラボ企画で、「ヨーグルトキャラメル」「ヨーグレット」もCMして欲しいものです。
かじるとなつかしい乳酸菌の味がお口の中に広がっていき、やや甘酸っぱいキュンとしたレトロな味といえます。そういえば、どうも他の明治の商品と違い懐かしい雰囲気がただよっているのは、漢字の「明治」のロゴだからでしょうか。「カルミン」などもそうですが、明治は意外とこういう昔ながらのパッケージを大切にしているようです。明治の商品カタログを見ると果汁グミなどと一緒に、これらのキャラメルたちも普通に並んでいますが、どうもこのキャラメルたちは他と比べ「昭和」の香りがぷんぷんとして異彩を放っているのが楽しいところです。
Posted at 02時00分
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コメント
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投稿主様の希望が実現するかも知れません!!
今年の9/13辺りでしたでしょうか?
「ブルガリアヨーグルト」(「オイルショック」のあった1973年=昭和48年=より上市とのこと)を出している「明治乳業」さんと、ロングセラー(小生も一時ひいきにしていた。1970年=昭和45年=の大阪万博の前後から全国発売されていた記憶がある)の「ヨーグルトキャラメル」を出している「明治製菓」さんの経営統合のニュースが出ました。
両社はかつて、類似した社章やロゴを用いていましたが、これは、「『製菓』がチョコやキャラメルの原料に用いる乳製品を供給してもらいたく、『乳業』を子会社として設立した」と言う経緯だったと、小生は記憶しています。いわば「同根別会社」が時を経て「再統合」するようなイメージに映ります。
そうしますと、「統合明治」さんには、琴欧洲関に、「大関・横綱にのみ許可」の、紫房の化粧まわしを贈って欲しくなります(現在の琴欧洲関のお気に入り、「明治乳業」さんからの「ブルガリアヨーグルト」の化粧まわしは、大関が新入幕の時から使っているもので、房は白にしてある)。