■くじら饅頭 くろだ玄海堂 長崎県平戸市 [全国特産物情報]
平戸で見つけたこの饅頭。名前は「いきつき くじら饅頭」という。しろあん・あかあんの2種類があります。製造は「くろだ玄海堂」さん。くじら饅頭より、アゴクッキーのほうが有名かもしれない。アゴクッキーとは乾燥させたアゴ(トビウオ)をクッキーの生地に練り込んだもの。道の駅生月大橋などで購入可能。(道の駅生月大橋は道の駅の第1回登録のいわば古い道の駅)
饅頭の材料は、小麦粉・三温糖、卵、重曹、山芋、白豆(or 小豆)、バターとなっており、味は普通のお饅頭です。
くじらの焼印があるかわいい饅頭。この地方は昔から捕鯨が盛んだった地域です。
(西海捕鯨について)
くじら饅頭と西海捕鯨
生月大橋。通行料200円(昨年秋より昔は600円・・・高かった)全長960mで三径連続トラス橋としては世界最大規模を誇るもの。この橋を渡って生月島へ来ると、こんなに遠くまできたものだなと実感。(道の駅生月大橋前より撮影)
くろだ玄海堂
長崎県平戸市生月町南免4113-4
0950-53-1029
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■おらんだ焼・手焼せんべい 平戸観光みやげ [編集長コラム]
平戸大橋を渡ってすぐ、右手に平戸城が見える左側に位置する「平戸物産館」で購入したのが、おらんだ焼。ワッフルといえばベルギーを思いつくが、ワッフル型で焼いた煎餅らしい。
冷凍みかんが入っているような、少しレトロな網網に直径16cmほどのワッフル型煎餅が、3枚入っています。お店の人がいうには、「クッキーと煎餅の中間のようなもの」だそうだ。
取り出してみた。軽いせんべいのようだが、ワッフル型。アイスクリームやバターなどを塗りたくなってしまうが、そのまま食べる煎餅だと思う。
線に沿って、手で割ってみた。煎餅なのでサクッと割れた。味はやはり水分気がないので、硬いクッキーと煎餅の中間と言う感じ。飲みものがないとのどにつかえてしまいそうだ。
製造は江代商店。昔ながらの煎餅などを作り駄菓子なども販売する店舗のようです。
オランダつながりで、こちらは「オランダせんべい」。山形県のせんべいのようです。名前の由来が面白かった。
○オランダせんべいが発売された当初、おせんべいといえばお醤油味が一般的で、サラダ味は欧風せんべいのイメージが強かったそう。当時、庄内平野の田園が広がり、最上川が流れるここ庄内地方の風景が、オランダの国と似ていた事から。
また、庄内地方の方言で「私たち」の事を「おらだ」と言う事から、「私たちの米で作った私たちのせんべい」→「おらだのせんべい」→「オランダせんべい」という2つの意味合いで名付けられました。(酒田米菓ホームページより)
写真左より 平戸城・オランダ橋・聖フランシスコザビエル教会
平戸観光協会ホームページ
北海道にも「オランダせんべい」という「オランダ焼」によく似た商品があるのです!
オランダせんべいの謎〜根室と平戸のつながりは?
日本一のせんべいの里 岐阜県八百津町にもオランダ焼があるのですね!
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■平戸銘菓・カスドース 皇室献上銘菓 南蛮菓子 [全国特産物情報]
献上銘菓
カスドースは、天文12年(1543年)の鉄砲伝来に始まったポルトガルとの公益によって伝えられた南蛮菓子の一つです。松浦家に伝わる、江戸時代の「百菓之図」(1845年成立)にも記録されている平戸が誇る銘菓です。明治・大正・昭和天皇への献上菓子としても知られています。
つたや総本家
カスドースといえば、つたや総本家さん。文亀2年(1502)創業と伝えられる菓舗です。
老舗企業設立年表
カスドースの語源
「ドース」の語源はポルトガル語の「ドーチェ」(甘いものという意)ではないか、と言われているらしいです。かすていらは、現在のスペイン北部のカスティリアという国の名前に由来するらしい。
庶民は食べれなかった
カスドースは焼き上げたカステラを冷ました後に、短冊型に切って乾燥させたあと、溶いた卵に浸して煮立てたシロップでカラリと揚げ、最後にグラニュー糖をまぶして出来上がる。カステラよりも更に手を加えてあるお菓子です。この黄金色もあざやかなカスドース、明治になるまでは庶民は口に出来ず、幻のお菓子とも呼ばれていた。
つたや総本家ホームページ
カスドースは1個あたり150円。小さくて軽い割にはいいお値段がします。平戸のNO.1銘菓だと思います。つたや総本家さん以外では、「湖月堂」「熊屋」さんなどが販売されています。熊屋さんでは「カスポール」と呼ばれています。
カスドースと同じく、平戸銘菓で「牛蒡餅」があります。昨日のDINING EXPRESS記事を参照下さい。
カスドースは昔はもっと甘かったようです。でも砂糖をまぶしてあるので、今も甘いです。飲み物を飲みながらいただくと美味しさも増すことでしょう。
つたや総本家の店舗。
全国観光ガイド(つたや総本家)
長崎県平戸市崎方町825
0950-22-5501
8〜19時
BLOGなどから
□ ニキの日記〜日々想うこと〜
□ 殿が好んだ銘菓
□ カスドース
□ HIRADO NAVI
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■つたや総本家「牛蒡餅」(ごぼうもち) 長崎県平戸市 [全国特産物情報]
平戸市は外国との窓口だった
長崎県の西の端にある、平戸。古くから中国や朝鮮と深いつながりがありました。奈良・平安時代には遣唐使船の寄港地として、1550年のポルトガル船入航後は、徳川幕府が海外貿易との拠点を長崎・出島1カ所に制限するまでのおよそ90年間、ポルトガル、イギリス、オランダなどのヨーロッパの国々との窓口として栄えました。
(平戸ってどんなところ?)
平戸に初上陸したもの
タバコ(平戸城に種子上陸の碑あり)、ビール、ペンキ、さつまいもなど現代生活でも重要なものが平戸から上陸しました。
牛蒡餅(ごぼうもち)とは
牛蒡餅の歴史は古く、江戸時代寛永二十年(一六四三)の『料理物語』に菓子としてみられます。つたや總本家の牛蒡餅は、上質のうるち米を使用し、昔ながらの手法で作っています。
名称の由来は、昔は黒砂糖のみを使用し、長いままを茶席で亭主が客席にあわせて、切って供していたもので、色合い形状が牛蒡に似ていたからだと伝えられています。
(牛蒡餅で有名な牛蒡餅本舗熊屋さんHPより)
つたや総本家さんは、「カスドース」(カステラに卵黄を浸し、糖蜜で揚げたお菓子)が特に有名です。なんと!つたや総本家さんの歴史は文亀二年(一五〇二)創業とのこと。500年以上の歴史がある・・・
老舗企業設立年表
牛蒡餅の食感はういろうみたいな感じです。ふにふにしていています。平戸のお土産としてはポピュラーなものの一つではないでしょうか。
つたや総本家の店舗。
全国観光ガイド(つたや総本家)
長崎県平戸市崎方町825
0950-22-5501
8〜19時
Posted at 13時32分 パーマリンク
■あごだしラーメン「大気圏」 長崎県・生月島 [ラーメン情報]
あごとは?
長崎県・五島地方では飛魚(とびうお)のことを「あご」と呼びます。9月末より10月にかけて五島列島上五島灘に北西の季節風と同時に飛魚の群れが舞込んできます。この飛魚を取れたてのまま炭火で焼いて天日に干し数日乾燥したものが「焼きあご」です。旨みがでる「だし」として大変人気があります。
生月(いきつき)町
長崎県の西端、平戸島の更に西、大橋でつながっている生月町は「あご」が名産です。人口8千人弱のこの町は佐世保から車で約1時間半、平戸市中心部からも30分ほどかかります。
あごだしラーメン
あごでだしをとったラーメンで有名なのが、生月島の平戸島寄りにある「大気圏」です。以前は長崎市内にも店舗がありましたが、現在は生月島の本店のみです。あごでだしをとったスープに魅了されて何度もここまで通う人も多いとか。実は「あごだしラーメン」という名称は平成9年に大気圏さんから商標登録(第3298174号)されていて、勝手に使うことはできません。他では、「あごラーメン」「あごつゆラーメン」などと呼ばれていることも。
あごだしラーメンの特徴
具は、モヤシ、シナチク、ネギ、ナルト、刻み昆布と普通の醤油ラーメンの具とあまり変わりはありませんが、透き通った薄茶色のあごだしスープが特徴です。あっさりしていますが、上品な味わいで、黄色のちじれ麺もシコシコしていて、麺を増量(+160円)すればよかった、と思うほど美味しいです。福岡などからバイクツーリングで生月島まで来て、ラーメンを食べて帰る人が多いと聞いて納得しました。
あごだし海鮮ラーメン
えび・ホタテ・イカなどが入った豪華版の海鮮ラーメンを注文される方も多いです。写真は店舗のものを撮影したものです。
大気圏は生月鉄工所さんが経営されています。生月の観光振興の一助になればとあご(飛び魚)だしラーメン店「大気圏」を開店されたそうです。
大気圏さんは「レトルト」版のあごだしラーメン↓も販売されています。
観光地としても
生月は西海国立公園内に位置するだけあって景観も抜群。特に西側の大海に面した荒波は見ているだけで心洗われるよう。海沿いのサンセットドライブコースは交通量も少なく、快適なドライブコースです。(生月の観光名所)
BLOGなどからの情報
□ 美食彩食(アゴだしラーメン)
□ あごだしラーメン
□ クロスバイク物語
□ 生月特産あごだしラーメン
□ 九州食と旅
DINING EXPRESS あごつゆラーメンDINING EXPRESS アゴラーメン
「大気圏」
長崎県北松浦郡生月町南免4432-101
0950-53-3130
生月大橋を渡って館浦方面へ車で1分。
駐車場: あり(無料)
MENU
あごだしラーメン 600円
あごだし海鮮ラーメン 1,150円
おでん 110円
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■「こどもびいる」四番煎じ 「おこちゃまびいる」 [お取り寄せ情報]
今日はこどもの日ということで、こどもびいる類特集です。
いい加減、類似品が多くて何がなんだかわからなくなった読者も多いと思います、「こどもびいる」
長崎県・平戸物産館で、「おこちゃまびいる」を発見!
「こどもびいる」 友枡飲料
「よいこのびいる」 ハタ鉱泉(株)
「こどもののみもの」 サンガリア
「おこちゃまびいる」 斎藤飲料
これが、いわゆる「こどもびいる」から派生した商品群です。
おこちゃまびいる
こどもびいるに類した名前はこれでしょう。こどものことをおこちゃまとも呼びますので。キャップは「こどもののみもの」から取り入れられたキャップ式です。
製造は広島県・福山市の斎藤飲料さん。(斎藤飲料ホームページ)明治30年創業の老舗です。残念ながらホームページでは、おこちゃまびいるについては多く掲載されていません。ネット上でも「おこちゃまびいる」はあまり掲載されていないです。どうしてなんでしょうか。発売は3月末かららしいです。価格は300円でした。ラベルに「レギュラー」と書いてありますが、他の商品がでるのでしょうか。。
<参考>
□「こどもびいる」子供も飲めるビール
□こどもびいる vs よいこのびいる 似てる!
□よいこのびいる プハーッ
□こどもびいるの飲める店 熊本 「DINING THiO」
□「こどもびいる」三番煎じ 「こどもののみもの」
<こどもびいる 類の紹介>
あなたはどの 炭酸飲料派??
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■韓国屋台の定番!ホットク&トッポギ [D@EXコラム]
ソウルの台所、南大門市場には屋台がいっぱいで楽しい。中でも韓国通の友人から「絶対食べて」と念を押されていたのがホットク。東京新大久保あたりでは、行列ができているという情報もあり、期待は募る一方。
ホットクとは、小麦粉やとうもろこしの皮の中に、黒砂糖、蜂蜜とシナモンを混ぜたものが入っている、韓国版おやきのようなものです。
野菜が入っていたりするものもあるようですが、昔ながらのものは「小麦粉油なしバージョン」(イエンナルホットク)で、最近のものは「とうもろこし油ありバージョン」(オクススホットク)なのだとか。もちろんどちらも挑戦!
まず手際よく丸めたとうもろこし(もしくは小麦粉)の粉の真ん中に、黒砂糖とシナモンを混ぜたものをいれます。鉄板の上に並べ、ころあいを見てつぶしぺったんこのホットクができあがり。
油で焼いてない「イエンナル」は、さっぱりとしています。「オクスス」は、店によって油っこさが違いますが、こちらが断然好きでした。中身は同じようなものですが、とうもろこしの粉がもちもちっとして、油と黒砂糖、そしてシナモンの風味がすばらしくマッチしています。どちらも50円くらいです。頼まれた友人のおみやげに買って帰りました。
□BLOGより
ソウルB級グルメ
韓国の道ばたで売ってるホットク
冬ソナで一躍有名になったチェジウ大好きのトッポギは、棒状餅(トック)の甘辛煮。「子どものおやつに人気です」と何かで読んだので、油断していたが・・・「辛っ!!」。お店によって違うんでしょうが、かなり辛かったです。屋台でつまんでいる若い女性がとても多いのが印象的でした。
レシピはここにあります!
点心系の屋台肉まん屋さんは、どこも安くてはずれナシ。胃袋がいくらあっても足りないソウル散策でした。<Y.A>
トッポギもホットクも楽天で買えます!
トッポッキ500g
ファンガネ冷凍ホットック 2枚入
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■道の駅 「昆虫の里たびら」 [編集長コラム]
佐世保から平戸方面へ国道204号を北上し、1時間弱走ったところでしょうか、江迎町を越えて、山手にさしかかったと思ったら、左手に江迎湾のすばらしい眺望が見え(展望所が無いので残念)、すぐ道の駅 「昆虫の里たびら」はあります。
(参考:03/08/29 長崎 佐世保〜平戸と川内峠)
たびら(田平町)は05年10月に平戸市と対等合併し、現在は平戸市になっています。たびら平戸口駅(松浦鉄道)は鉄道の日本最西端の駅としても有名です。(JRでは佐世保駅、昭和62年まで松浦鉄道はJRだった)
「昆虫の里たびら」ってすごい名前ですね、以前道の駅を調べていて、かなりインパクトのある名前なので一度行ってみたいと思っていました。田平昆虫自然園が車で8分のところにあるらしいです。植物園みたいなものですが、自然に育った昆虫がいるところみたいです。
(道の駅 昆虫の里たびら ページ)
入り口のカブトムシのオブジェはかなりインパクトがあります。ムシキングファンの子供たちはかなり喜びそうです。道の駅自体は普通に野菜を売っていたり、みやげ物を売っていました。レストランはありません。
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■ヤキリンゴ リョーユーパン 懐かしい。 [編集長コラム]
長崎県JR佐世保駅の「生活列車」(コンビニ)で懐かしいものを見つけたので購入しました。リョーユーパン ヤキリンゴ。(1個42円)ずっと昔に食べた記憶があります。同じリョーユーパンの「シャーベット」のほうがなじみがあるのですが、この二つどう違うのでしょうか。
リョーユーパンのシャーベット (DINING EXPRESS記事)
ルーツは長崎の東洋軒
1965年に熊本のフタバパンは東洋軒で流行っていた「ヤキリンゴ」パンをまねて「シャーベット」を作り販売開始。一方福岡の「リョーユーパン」も福岡でヒット商品として「ヤキリンゴ」をもっていました。1979年、フタバパンはリョーユーパンに吸収合併されます。しかしながら熊本の地で根付いていた「シャーベット」は存続されることになったとのことです。
ぴゅあぴゅあ くまもとベストセラーズ「シャーベット」
歴史がのっています。
リンゴは入っていない?
ヤキリンゴというくらいだから「リンゴ」が入っているのと思いきや、中身はクリームのみ。原材料を見るとバタークリーム(りんご風味)と書いてある。やはり「りんご」は入っていない。これでは「あわしま堂の焼きりんごに負けているな」と思うのも無理はない。
デイリーポータル「焼きりんごの謎」
昔に食べた記憶のある「ヤキリンゴ」。でも私は熊本県民なのでやはり、「シャーベット」のほうが懐かしいと思ってしまいます。シャーベットは現在でも1日10000個作られているらしいです。
味では他のブッセ類に負けていても、なつかしくて食べると昔を思い出すような商品ですね。
リョーユーパンホームページ
ヤキリンゴの姉妹品でアオリンゴという商品もあるようです。青リンゴジャムを練り込んだバタークリームをはさんだものらしい。まだ見たことありません。
こちらが同じリョーユーパンのシャーベット。
BLOGなどから
□ パッケージマニア
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