■つたや総本家「牛蒡餅」(ごぼうもち) 長崎県平戸市 [全国特産物情報]
平戸市は外国との窓口だった
長崎県の西の端にある、平戸。古くから中国や朝鮮と深いつながりがありました。奈良・平安時代には遣唐使船の寄港地として、1550年のポルトガル船入航後は、徳川幕府が海外貿易との拠点を長崎・出島1カ所に制限するまでのおよそ90年間、ポルトガル、イギリス、オランダなどのヨーロッパの国々との窓口として栄えました。
(平戸ってどんなところ?)
平戸に初上陸したもの
タバコ(平戸城に種子上陸の碑あり)、ビール、ペンキ、さつまいもなど現代生活でも重要なものが平戸から上陸しました。
牛蒡餅(ごぼうもち)とは
牛蒡餅の歴史は古く、江戸時代寛永二十年(一六四三)の『料理物語』に菓子としてみられます。つたや總本家の牛蒡餅は、上質のうるち米を使用し、昔ながらの手法で作っています。
名称の由来は、昔は黒砂糖のみを使用し、長いままを茶席で亭主が客席にあわせて、切って供していたもので、色合い形状が牛蒡に似ていたからだと伝えられています。
(牛蒡餅で有名な牛蒡餅本舗熊屋さんHPより)
つたや総本家さんは、「カスドース」(カステラに卵黄を浸し、糖蜜で揚げたお菓子)が特に有名です。なんと!つたや総本家さんの歴史は文亀二年(一五〇二)創業とのこと。500年以上の歴史がある・・・
老舗企業設立年表
牛蒡餅の食感はういろうみたいな感じです。ふにふにしていています。平戸のお土産としてはポピュラーなものの一つではないでしょうか。
つたや総本家の店舗。
全国観光ガイド(つたや総本家)
長崎県平戸市崎方町825
0950-22-5501
8〜19時
Posted at 13時32分
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