【キングオスカー・オイルサーディン】KING OSCAR 世界が認めた味 [編集長コラム]
オイルサーディン(いわしの油漬け)。鰯は昔は大量に獲れて安い魚の代名詞でした。マイワシは1980年代には毎年200万トン以上が漁獲されましたが、最近では10万トン台に落ち込んでいます。特に1990年代後半以降は激減したままの状態です。2005年初頭には、水産庁の全国資源評価会議が、日本海側のイワシ漁獲可能トン数はゼロと発表したり、日本海側での捕獲禁止を訴えるなど鰯は大変少ない魚として重宝されています。いわば今は高級魚となっています。
水産総合研究センター庁ホームページの説明
いわしが獲れなくなっている?
日本で最初の缶詰は長崎で作られた「いわしの缶詰」だったほどで、いわしの缶詰は味も栄養価もすぐれていることから、西南戦争、日清・日露戦争の軍隊の携帯食としても使われたそうです。
現在日本で見る「オイル・サーディン」の中でも突出したブランド力を誇る「キングオスカー KING OSCAR」社のオイルサーディン。ノルウェー産の刺身で食べられるぐらいの新鮮なイワシを樫の木地チップでスモークし、上質な植物油に漬け込むという伝統的な製法でおいしく加工。さらに一尾一尾大切に手詰めされた缶詰です。この106g(one layer)の缶詰に詰められた、いわしは大変美味しいです。
また缶詰にフィルム張りされたこの独特のスタイル。Campbell(キャンベル)のスープ缶詰に並ぶ定番外国産缶詰ではないでしょうか。そしてノーブルな紳士の絵。この絵は19世紀のノルウェー国王オスカー2世であり、オスカー2世がキングオスカーの品質を認め、自らの肖像画を商標に使うことを許可したというものです。KING OSCARというブランド名の上に、BY SPECIAL ROYAL PEMISSION(特別な王の許可)と書いてあります。
キングオスカーのオイルサーディンはスモークしてありますので、生臭さもありませんし、レモンを絞ったり醤油をたらすとこれがお酒のおつまみにぴったり。またコエンザイムQ10などを含む栄養を摂取できるとあって、多くの愛好者がおられます。私も白ワインと楽しむのが好きです。
食の逸品
オイルサーディン焼のレシピ
ストッカーにはいつもオイルサーディン(参考になります)
Hanakoオイルサーディン
キングオスカーのオイルサーディンはスタンダードなものから、トマトソース漬け、オリーブオイル漬け、サルサ漬けなどがあります。購入するならば輸入食材が多い店やデパートの地下の食品売場なら購入できます。1缶250〜300円で販売されています。
いわしの話題ついでに、鹿児島県の出水市に美味しいいわし料理が食べれる店があります。漁亭いわし茶屋という店です。値段も良心的で1,000円〜いわし定食が食べれます。これだけ値段が高くなったいわしが安く食べれるとあって多くのお客様がいらっしゃってます。私はいわしのフルコース(2,200円位)を食べたのですが、いわしの刺身が大変美味しかったです。もう一度行こうと思っています。
八代〜鹿児島 停車駅周辺の旅 出水駅 「いわし茶屋」
こちらは愛知県半田市「円芯」の昼いわし定食。いわしつみれ汁や刺身が美味しかったです。
円芯さんは中華の鉄人 陳建一のお店 スーツァンレストラン名古屋の神谷料理長が通う店として紹介されたこともあります。
トマトソース漬けはこのような感じです。トマトソースのせいで臭みなどほとんどなく、食べやすいです。白ワインとの相性がぴったりです。
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