【松山あげ】 愛媛県特産 乾燥させたあげ [全国特産物情報]
「松山あげ」を熊本市内にある熊本阪神百貨店で見つけました。松山といえば熊本−松山間に天草エアライン(AMX)が日に一便就航しています。使用機材はDASH-8(ダッシュエイト)で39人乗りのプロペラ機です。松山には行きたいけどDASH-8には余り乗りたくないなぁ。
松山あげを見たときに熊本県にある「南関あげ」を思い出しました。熊本県民には南関あげが親しみがあるかもしれません。松山あげは愛媛で結構有名らしい。熊本に例えるなら「熊本あげ」というレベル。南関は町のレベル。松山あげのほうが愛好者が多くても不思議ではないです。(南関あげについては以前BLOGで掲載しています)
一味違う油揚げと書いてあります。手に取った感触は南関あげのほうがパリパリしている感じで、松山あげは水分を南関あげより多く含んでいるような感じです。購入したのはきざみ揚げです。油揚げの保存性をよくするために、水分を飛ばした「油揚げ」は、幕末から明治にかけて松山郊外の農家でつくられていたようです。実は先ほど述べた「南関あげ」のルーツはこの松山あげにあり松山地方から伝わってきたらしいのです。
(愛媛たべもの大全 松山あげの歴史)
松山あげで有名な程野商店は明治15年(1882)に創業し、今まで松山あげを製造してきました。
松山あげは明治中期より生揚げに変わる日持ちの良い油揚げの製法が無いものかと考え、当初は干油揚として製造。干油揚は軍隊の物資としても重宝がられ南氷洋捕鯨、北洋鮭鱒船団、南極観測船『宗谷』のキッチンでも活躍しましたことでも有名とのこと(程野商店HPより)
そのまま、松山あげを食べてみましたが、かなり油っぽいです(油あげなので当たり前)。そのまま食べると胃がかなりもたれそうです。そこでスタンダードな使い方としてお味噌汁の具として使ってみることにしました。揚げを入れると水分を吸ってたちまち、ふにゃっとなってしまいます。油分が多いので味噌汁の上に油が浮いてきます。松山あげを食べると「ふわふわした感触で少しもちもち」スープを吸って美味しくなっていました。これは鍋・うどんでも使えますし、松山あげも南関あげと同様に常温保管が可能ですから味噌汁の具として準備しておけば困ることはありません。なんとまぁ、便利なことでしょう。
All About 愛媛特産おとりよせ☆常温で日持ちする油揚げ サクサクモチモチ『松山あげ』
愛媛特産おとりよせ☆松山あげを使ったレシピ(1) 松山あげのミルフィーユ
Posted at 00時00分
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