宇城市松合 白壁土蔵の残る町 [編集長コラム]
白壁の残る町が好きです。昔の雰囲気があり狭い路地に往時に思いを馳せながら散策するのが好きです。以前の宇土郡不知火町松合(現在は宇城市松合)、三角半島の付け根の部分にあり不知火海に面した街です。
松合地区は江戸、明治にかけて酒と醤油の醸造で栄えた港町です。酒造や海産物の廻船問屋として財をなした家々は、火災に強い土蔵白壁の家を競って建造しました。いまも土蔵白壁の家が約60戸残っており、新しく建てる家も白黒を基調にして土蔵白壁風の家を建築されています。町を保存するために若手を中心に10年くらい前から活動をされており「土蔵白壁の町並み」が形成されており散策にぴったりです。
こんな雰囲気の街だから、大分の日田・豆田や山口・萩市のようにおしゃれな雰囲気のカフェやお土産物屋があったりするのか?!と思ったりしましたが、観光客もほとんどみかけることもなくひっそりとしたたたずまいの街で生活者の息遣いを感じる素朴な街です。
Posted at 00時48分
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