熊本河内 「海の駅 塩屋」 [D@EXコラム]
道の駅はポピュラーな存在になりましたが、熊本には「海の駅」があります。海上にあるわけではありませんが、有明海が見渡せる海のすぐそばに位置しています。「海の駅 塩屋」は地元の農産物や魚介類を販売する共同店舗です。
熊本市河内町は山の斜面を利用して栽培される「みかん所」として有名ですが、熊本市中心部から車で約30分の場所に位置する国道501号線沿いに、2005年1月にオープンしました。外観は特産物のミカンと海苔をモチーフにしたユニークなデザインで、ドライブの途中でも目をひきます。
「海の駅 塩屋」はミカン生産者で、河内商工会青年部長でもあられる中村茂一さんが6年前から構想をたて、河内の活性化のために私財を費やし建てたものです。生産者と漁師さんたちが商品を持ち寄り、河内特産のみかんやかんきつ類、新鮮な魚介や海苔、豆腐、野菜などが販売されています。安心できる地元産のものが安く買えるとだけあって、それほど広くはない駐車場は週末は車でにぎわいます。
熊本市から海岸部を抜けて玉名市へ至るルートにはちょうど良い休憩施設も少ないため、ドライブの途中に「海の駅 塩屋」に立ち寄るのもよいと思います。有明海の海原も絶景でほっとできるひと時です。
河内の塩屋地区でとれる、塩屋みかんは栽培方法にもこだわり、河内みかんより糖度が高いと評判です。
全国的にも有数の温州みかんの名産地として有名な河内町。この温州みかんを使って新しく発売された、ドレッシングとポン酢をご紹介します。ポン酢(300ml380円)はさわやかな風味がただよい、鍋物などにぴったりです。ドレッシング(300ml380円)は温州みかんのやさしい甘みとさわやかな風味を生かしたドレッシングとなっています。
温州みかんにはβカロチンの約5倍の発ガン抑制効果があるといわれる、βクリプトキサンチンが含まれ、その量は他の柑橘類の数十倍にもなります。またビタミンCもたっぷり含まれており毎日食べたい食品の一つです。有明海に沈む太陽の恵みをうけて立派に育ったみかんからできた美味しいものの一つです。
「海の駅 塩屋」
営業時間:10:00〜17:00
休み:月曜日、8月盆、年末年始
TEL:096(276)0565
てっかドレッシングの問い合わせ先:
熊本市河内商工会 96(276)0342
河内商工会ホームページ
(有)丸善青果
Posted at 05時02分 パーマリンク
とっておきの味わい小鉢 [DINING EXPRESS誌より]
真たこのペペロンチーノマリネ風
[作り方]
1.真たこマリネペペロンチーノを自然解凍しておく。
2.スパゲティを半分に折って茹でて冷水で冷やしておく。
3.トマトは細かいサイコロ状に切っておく。
4.1と2を和えて3を飾る。
[材料]
9028 キユーピー 真タコのマリネペペロンチーノ 500g*10
3028 ギャバン オリーブオイルEXバージン 500ml*12
Posted at 05時26分 パーマリンク
おもてなしご飯と味わい小鉢 [DINING EXPRESS誌より]
すずなとは野菜のかぶのことで、あまり耳にはしませんが、セリ、すずな、ごぎょう、はらべこ、ほとけのざ、すずな、すずしろ・・・と聞けば思い出すのではないでしょうか。「春の七草」「七草がゆ」の中の一品なのです。この紅すずなは普段あまり見かけない赤かぶを使用していますが、赤かぶと白かぶの違いは赤かぶの方が糖度が高く寒さに強い品種といわれています。最近では若い主婦に方々にあまり認知されておらず、大根との違いが解らない方も多いようです。この紅すずなには赤紫蘇も入っておりその独特の風味と香味は赤かぶとの相性にぴったりです。また赤紫蘇はアトピー、花粉症、喘息等のアレルギーによる諸症状の緩和にも効果的で、食品に対しても優れた防腐作用を持つことで知られています。
さっぱりとした味わい
紅すずなごはん
■材料
米・・・1.5kg〜1.8kg
混ぜご飯の素紅すずな・・・150g
■作り方
炊き上げたご飯を冷ましながら本品をむらなく混ぜ込んで下さい。
■主原料
赤かぶ漬け、赤しそ
※151 三島食品 混ぜご飯の素(紅すずな) 1kg*10
ひじきと麦のごはん
ひじきを漢字で書くと「鹿尾菜」。見た目が鹿の黒いしっぽに似ているところからきているそうです。今から15年程前に厚生省が初めて行った「食物繊維含有量調べ」で2位にランクインした事からその栄養面での素晴らしさを見直され様々な料理に使用されるようになりました。
麦ご飯は、食物繊維は白米に比べて約10倍近く含まれており、糖尿病に好影響を与えることで知られています。麦ご飯は良く噛んで食べる事で旨みが出る為、少ない量で満腹感を得られるといったメリットがあります。この二つの食物繊維たっぷりの食材をひとつにした、炊き込みご飯をどうぞ味わって下さい。(T・S)
■材料
米・・・3〜3.5kg
理研 ひじきと麦のご飯・・・1kg(本品)
■作り方
水加減は通常同様にして”ひじきと麦のごはん”を混ぜてから炊き込んで下さい。
■主原料
ひじき、大麦、油あげ、にんじん、鰹節、こんぶパウダー、椎茸エキス
※13286 理研ビタミン ひじきと麦のごはん 1kg*10
Posted at 05時11分 パーマリンク
好きなグラスを使って食事を楽しみませんか [D@EXコラム]
食事を楽しむのに、器が気に入ったものだと嬉しくなります。私も器にはちょっとだけこだわってみたりしていますが、その時に嬉しいかどうかというのは値段が高い安いということには全く関係せず、自分が気に入っているかどうか・器の持つ雰囲気・一緒に楽しむ人に関係していますよね。
自宅で何気に使っているグラスには、頂いたものや景品のものがあったり、いいものがあったり色々ありますが、休日にはお気に入りのグラスを探してインテリア・雑貨のお店を回ったりするのもとても楽しいです。
グラスは手で持ち、口に直接運ぶもの。持ったときのしっくり感だったり、空の状態・飲み物が入っている状態で見た感じ、口につけた瞬間も全く変わってきますよね。もちろん実際買うときは飲み物を入れては買えませんが、グラスは飲み物をいれるだけのものだけではない感じがすると思います。
特にお気に入りのワインを飲むときには、きれいに磨いたワイングラスでゆっくりと楽しみたいもの。グラスの中の水面を見ているととても綺麗でうっとりしてしまうことも。
ヨーロッパではグラスや洋食器がまさしく芸術であり、特にグラスは冠婚葬祭の時に使う豪華なものから、人々が日常使うグラスまで種々様々です。ダイニング・エクスプレスVOL6ではグラスも紹介したいと考えています。<MT>
Posted at 05時43分 パーマリンク
「炎の鰻」 脂の乗ったコクのあるうまい鰻が食べたい! [D@EXコラム]
3月29日には鰻について詳しく記載しました。鰻は関東では背開き、関西では腹開き、蒲焼きは関東では白焼きにしたものをいったん蒸してからたれをつけて焼きますが、関西では白焼きにしてそのままたれをつけて焼きます。このため、関東の蒲焼きは柔らかく、関西の蒲焼きは歯ごたえがあり濃厚な味となっています。
個人的にはふっくらした関東風の鰻が好きですが、はじめて関東風鰻を食べたときは「身が溶けそうに柔らかく、これはうな重じゃない!」とかなり衝撃的だったことを覚えています。東京在住の時は、杉並区にあるダイニング・バー高井戸倶楽部の「うなぎのミルフィーユ」(なすと鰻の重ね焼き)や「うなぎチャーハン」なども好きなものの一つでした。
よくお取り寄せで「鰻の蒲焼」を注文します。肉厚の身でふっくらした鰻は本当に美味しいです。最近お取り寄せした中で美味しいなと思った商品を紹介します。「ニチレイ 炎の鰻」。鰻と言うと焼いている時の良い香りに食欲を刺激されますが、名前に炎を使った鰻です。炎の鰻ってすごく大胆な名前で記憶に残りませんか。炎の鰻は中国産の鰻を使用してあり、とても美味しいです。
【ポイント】
?/緲箸音イ「鮓堕蠅靴深磴?て脂のしっかり乗ったうなぎを使用
??広西壮族自治区で生産された白炭(パイタン)を使用(紀州備長炭と同等の硬度で、優れた燃焼性と持続性を有す)
?1靴両討?でもっとも重要と言われる白焼きを炭火で仕上げ、高温の炭火でうなぎの旨みをじっくり引き出し、ふっくら柔らかく焼き上げてある。
通常のガスの火だと燃焼する際に水蒸気が発生しますが、炭素を主成分とする炭火には水分が含まれない為表面がカリッと仕上がっています。また同様に炭火から発生される遠赤外線により、肉の内部と外部が均等に加熱され、身はふっくらと焼きあがります。ほんとうにふっくらした味を実感できるのです。鰻の稚魚も最近は値段が高くなってきているらしく鰻全体の相場が上がってきており良質の鰻を安定確保していくのは難しくなってきているようです。
商品は個別包装なので、食事の用意に時間がない時や夜食にも使えますし、袋のまま鍋に入れて温めるだけですので、夕食に豪華な一品を加えることも簡単です。更に網の上であぶると、焼きたての味が味わえます。
商品は楽天で購入できますし、贈り物にも喜ばれると思います。1串100g(タレ・山椒付)で598円ですが、共同購入割引が行われていることもあり、その際はかなりお安くお求めになれます。
やはり「焼きが違う」うなぎは美味いです。
Posted at 05時41分 パーマリンク
旬のいちおし素材”鰻” [DINING EXPRESS誌より]
うなぎの謎
ウナギには完全養殖のイメージがありますが、実際は人工孵化から育てているわけではありません。また、孵化どころか誕生の瞬間さえ謎が多いのです。
ウナギは淡水の川や湖に住んでいますが、産卵時期には南洋の海に行き、深い海の底で産卵します。そこで誕生したウナギは、海流に乗って変態し「シラスウナギ」と呼ばれる稚魚に成長した頃川に辿り着きます。
養殖されるウナギはこの「シラスウナギ」を採捕して成長させるのです。
とにもかくにも、海にでてからの行動は謎に包まれています。
土用の丑になぜウナギ
一般的に言われているのは、平賀源内が、客足の少ないウナギ屋に頼まれて、「本日、土用丑」という看板を書いて張り出したら、大当たりして大繁盛した。という説が有名ですね。
また、大田蜀山人が「ウナギを食べたら病気にならない。」という内容の狂歌を作って宣伝したという説も有力です。
他にも、文政年間に大名にウナギを納入していた春木屋善兵衛という人が、ある時大量の鰻蒲焼の注文が会った際に、子の日、丑の日、寅の日の三日に分けてウナギを焼き土蔵に貯蔵して三日間置いたところ、丑の日に焼いたウナギだけが変質せず、丑の日に焼いたウナギを納入したというところから「鰻蒲焼は丑の日に限る。」という事になったという説もあります。
ちなみに今年の土用の丑の日は7月21日です。
うなぎと高菜の絶妙な組み合わせ
うなチャーハン
■材料(1人前)733kcl
うなぎ蒲焼・・・80g
高菜ピラフ・・・250〜270g
■作り方
1.うなぎ蒲焼は蒸して細切りにしておく。
2.フライパンを熱し、油をひき、冷凍のままの”高菜ピラフ”を炒める。
3.2に1を入れ混ぜ合わせる。
4.器に盛り付ける。(錦糸卵、刻み大葉、ゴマ等のトッピングもお勧めです。
ウナギの語源は
ウナギの胸部が淡黄色を帯びているところから「胸黄(むなぎ)」と呼ばれていたものが、いつしか「うなぎ」と呼ばれるようになりました。
ウナギにうろこはあるの
ウナギは皮膚が滑らかでヌルヌルした粘膜で覆われている為にウロコが無いように思われますが、実際にはうなぎは皮膚の下の真皮全体にウロコをもっています。
ウナギの皮膚には発達した粘膜を出す細胞があります。これを刃物で削ぎとるとゴマ状のウロコが並んでいます。
刺身
一般的にウナギの刺身を食べないのは、ウナギの血に「イクシオトキシン」という毒素が含まれているからで、生で食べる場合はこれを完全に取り除かなければなりません。もし毒素が体内に入ると吐き気や中毒症状を引き起こし、目に入ると結膜炎を起こしたり、傷口に入れば炎症を起こしたりします。
ただしこの毒は熱に弱く、火を通せば毒性を失うので加熱した料理はまったく問題ありません。
なお、ウナギの血液をきれいに洗って取り除けば、刺身として食べられないことはない為熟練した職人さんが名物料理として刺身を提供しているところもあります。さて、そのお味は・・・歯ごたえがあってとっても美味しいとか。
ゆずの香りが食欲をそそる
うなぎの白焼サラダ香味ドレッシングかけ
■材料(1人前)346kcal
うなぎ白焼き・・・100g
セロリ・・・15g
チコリー・・・5g
青じそ・・・1枚
みょうが・・・5g
生姜・・・2g
きゅうり・・・20g
トレビス・・・8g
873 キユーピー和風ドレッシング柚子醤油・・・適量
■作り方
1.うなぎの白焼きは蒸して1cm幅に切る。
2.セロリは5cm長さの薄切り、青じそとチコリーは千切り、みょうがは小口切り、生姜はみじん切り、きゅうりは縦半分にしてから斜めの薄切りにしておく。
3.器に1.を並べ、2.と一口大にちぎったトレビスを軽く混ぜ合わせて盛り付け、ドレッシングをかける。
背開きと腹開き
江戸時代、武家社会が中心であった関東では、ウナギを腹から割くことは武士の切腹と同じになるため背開きにし、蒸してから焼きます。一方商人の町である関西は、“腹を割って話す”という意味で腹開きにしてそのまま焼くようになりました。
栄養
ウナギには良質のたんぱく質やカルシウム、ビタミン類が豊富に含まれていますが、中でも目の粘膜を強化したり皮膚の新陳代謝をよくするビタミンAの含有量は他の食品を大きく引き離しています。
また、脳の働きを活発にするDHAやレシチン、血管を丈夫にするEPA、疲労回復とスタミナづくりにかかせないビタミンB1・B2、新陳代謝を高めるビタミンEなど、うなぎの栄養はとても優れています。
日本人が鰻を食した最古の記録は万葉集にあると言われています。万葉集の時代に既に鰻料理は滋養強壮に効くと言うことが知られていたという事は、先人の偉大さに敬意を払わざるを得ません。しかし最初に鰻を食べた人はかなり勇気がいったことでしょう。
100gに含まれるおもな栄養素
タンパク質 17.1g
脂質 19.3g
亜鉛 1.4mg
レチノール 2400υg
ビタミンB1 0.37mg
ビタミンB2 0.48mg
ビタミンD 18υg
ビタミンE 7.4mg
カルシウム 130mg
エネルギー 255kcal
スタミナ満点、さっぱり風味
うなぎの天ぷら あっさりマリネ風
■材料(1人前)416kcal
うなぎの白焼き・・・100g
玉ねぎ・・・30g
きゅうり・・・20g
854 キユーピー マリネドレッシング
13881 A-Select素材いきいき天ぷら粉
赤ピーマン・レモン適量
■作り方
1.うなぎの白焼きは1cm幅に切り、塩コショーをして水溶き天ぷら粉をつけ、180℃の油で揚げておく。
2.玉ねぎは薄切り、きゅうりは縦半分にしてから斜めの薄切りにし、マリネドレッシングを入れてなじませておく。
3.1.を皿に置き、その上に2.を盛り付け、小さくカットしたレモンを散らす。
Posted at 05時38分 パーマリンク
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