春を彩る ふりかけ 「花ちりめん」 (株)フタバ [D@EXコラム]
花が咲き乱れる時期がきました。桜は今年はいつもより遅く咲きましたが春になると明るい気持ちになると共に公園や畑に咲いている花につい視線がいってしまいます。日本人は食に関し非常に季節感を大事にする国民といわれていますが、季節ごとに旬のものを味わい楽しむのは食文化が発達していることのあらわれではないでしょうか。
ここにあるのは“食卓のお花畑”と呼べる商品です。大正2年創業、伝統的な味を守り続け、「御飯の友」をはじめふりかけ製品を中心にみなさまにご提供している熊本の(株)フタバさんが販売している「花ちりめん」という商品です。
フタバさんは日本のふりかけの元祖として有名ですが、そのふりかけのフタバさんの商品の中でも彩り豊かなこの商品。春を感じさせる彩りはこの季節にぴったりです。ご飯の上に振りかけるとまるでお花畑のようでつい見入ってしまいます。
ちりめんという名称は小魚を連想させますが、この花ちりめんに入っているのは、しらす干し、赤しそ、大根葉、トマト、小松菜、にんじん、かぼちゃ、菜の花、ほうれん草、白ごま、たまご粒子などです。野菜たっぷりですね、とても綺麗なふりかけですので、小さな器にいれてスプーンをつければちょっとしたもてなしの際にも使えそうな商品です。業務用(500g)もあります。
Posted at 04時44分 パーマリンク
可愛い ミニ食品 vol.1 [D@EXコラム]
コンビニを中心に一人サイズ、使い切りサイズを多くみかけるようになりました。消費者の鮮度嗜好であったり無駄を減らすことからミニサイズの食品が増えてきています。ミニ香水などが増えたのと違いコレクションされる方は少ないと思います・・・・
私も見かけると思わず、「可愛い!」と思ってしまうのが、下のキユーピーマヨネーズとカゴメのソースです。通常の市販品のオリジナルの縮小版ですね。
業務用のマヨネーズは通常1kgですので、50gと比較してみると20分の1。1kgに見慣れているとほんとに可愛いですね。
春雨のミニサイズなども見かけることがあります。本格的な緑豆春雨100g(輸入者:ユウキ食品)です。業務用の食品の試供品サイズはこのサイズです。
ソースも1.8リットルの業務用と比較すると、ミニサイズは60mlと30分の1といった、可愛いサイズです。
ミニサイズを見かけたら買おうと思っていますが、他には醤油などありましたが、以外にありそうでなかなかないものですね。ミニサイズ調味料はお弁当に持っていく商品としても最近特に人気が出てきていますので、これから色々な商品が続々でてくるのではないでしょうか。
知人にミニ食品の話をしたらくれたのがこれ。白だしの100ml。製造者は大分醤油協同組合となっています。
(料理用白だしはかつお節のだしと本醸造うすくち醤油が調和した濃縮タイプの料理用だしです)
Posted at 05時06分 パーマリンク
大牟田名物 「草木饅頭」 江口栄商店 [D@EXコラム]
福岡県の南に大牟田市があります。大牟田は炭鉱の町として有名でした。昭和34年には人口21万人だったのが炭鉱の閉鎖とともに人口も減少し現在では14万人を切るくらいになっています。炭鉱の施設は公園になったり観光地としても開放されていたり当時の面影をしのぶことができます。
大牟田の名産で思いつく食べ物は「草木饅頭」。熊本からJRで福岡に行く際は特急りれーつばめで約30分で大牟田に到着しますが、この草木饅頭はたまに取引先からいただいたり、お土産で買って帰ったりするなじみ深い、素朴な饅頭です。
草木饅頭の特徴は黄土色の薄皮で包まれたこの可愛さ。たっぷりつまったこしあんも乾燥しておらずジューシーな感じで一口でパクリといただけるサイズがお茶菓子としても、また食事のあとのおやつにもぴったりです。素朴な味わいの蒸し饅頭ですが何個でもいけてしまいます。草木饅頭は1個40円とたいへん安いです。
明治の終わり頃大牟田には菓子屋、饅頭屋は、1、2軒しかなく地名をとって「草木の饅頭」と呼ばれていたそうです。現在草木饅頭を製造しているのは、創業大正3年江口栄商店さんと黒田屋さんです。違いは江口栄商店さんは10個をビニールでつつんだものが400円で販売され、黒田屋さんでは個づつ個包装になっているところです。両方とも本家、元祖をうたわれています がもともとは親戚であるとの話もあります。
大牟田に寄る際がありましたら、ぜひこの「草木饅頭」をご賞味ください。
江口栄商店
高松宮殿下献上
名誉総裁賞受賞
総理大臣賞受賞
総裁賞受賞
大牟田駅 大牟田キヨスク
0944-41-1089
大牟田 駅前店
0944-54-1171
大牟田 吉野店
0944-50-1151
デパート 博多大丸
092-712-8181
Posted at 05時07分 パーマリンク
大分の顔 「豊後 なばめし」 [D@EXコラム]
平成13年度の林野庁の統計でも、しいたけを乾燥させた乾しいたけの生産量は第一位が大分県、第二位が宮崎県、第七位が熊本県であり、九州山地をかかえる県は乾しいたけの全国的な名産地であるといえます。特に大分県の乾椎茸は生産量(全国の約32%)品質ともに評価が大変高く、豊後を代表する名産物、特産物として全国、海外まで知れ渡っています。ここにあるのは、豊後なばめし368円。創業93年大分県椎茸農業協同組合謹製の商品とあって由緒正しき豊後の名産物といえるのではないでしょうか。
大分県はしいたけの栽培に積極的であり、常緑広葉樹の暖帯林からブナやミズナラの温帯林はしいたけ菌糸が原木内に伸長し、子実体[しじつたい]が生長するのに適した場所を県内各地域に作り出しています。また、大分県の山間部はいろんなきのこが自生するきのこの宝庫でもあります。昭和28年に開かれた第1回全国乾しいたけ品評会で、「どんこ」 「こうしん」の部ともに農林大臣賞を受賞、椎茸日本一の名声を高め、その後昭和54年九州場所からは大相撲の優勝賞品として大分県椎茸組合から乾椎茸が優勝力士に贈られ日本一の名をほこっている。それでなばめしのパッケージには力士が写っているというわけです。
この、「なば」大分県や熊本県などで「きのこ」の総称の方言であり、大分ではしいたけのことを呼ぶそうです。熊本でも方言で「なばんごつ増えとった」とか聞いたことありますが、なば=きのこ が急激に増えるようにみたいな意味だったのですね、なるほどと納得してしまいました。
なばめしは米3合に本品を1袋入れて炊くだけと手軽です。乾椎茸と乾たけのこを使った山菜ごはんをお楽しみいただけます。
乾椎茸ミニ知識
傘の巻き込みによる名称
冬□(どんこ) 傘の縁が十分に巻き込んだもの
香□(こうこ) 冬□の大きいもの
香信(こうしん) 傘の縁の巻き込みが少ないもの
Posted at 05時46分 パーマリンク
豆腐と豆乳デザートの店「豆腐処 武双庵」 <道の駅 波野> [D@EXコラム]
平成17年2月11日に熊本県阿蘇郡阿蘇町、一ノ宮町、波野村が合併し、阿蘇市が誕生しました。九州でもへそに位置する場所であり阿蘇は年間2000万人弱が訪れる九州屈指の観光地域です。道の駅 波野は国道57号線の熊本県の東に位置する大分県との県境まで約5Kmのところにある九州で第一号の道の駅です。
熊本方面からは国道57号を東方面に走り、阿蘇を過ぎ滝室坂を超え高原をしばらく走った左側にあります。波野産のそばや野菜などの特産品の直売所などがあり、観光客などでいつもにぎわっています。
波野村の名物の一つである岩戸神楽は農民によって受け継がれてきた郷土芸能で、駅内に共設された「神楽苑」で秋の時期に実演も行われます。
手作り豆腐と豆乳デザートの店「豆腐処 武双庵」さんは、道の駅波野の敷地内にあります。(右手側)熊本でも屈指の納豆・豆腐・大豆製品製造の丸美屋さんが経営する店で2003年にオープンしました。武双庵さんの豆腐は阿蘇の地下水、献上大豆にもなった地元波野産や熊本県産の大豆、瀬戸内のミネラルを豊富に含んだ藻塩にがりを使い、毎日丁寧に、こだわりをもった豆腐作りを行っておられます。
豆腐で人気がある商品はよせ豆腐(ざる)400g400円やもろみに漬け込んだもろみ豆腐150g400円などとのこと。よせ厚揚げ豆腐はふわふわな食感で、ポン酢に柚子をちょっとつけて食べてみると、大豆の旨みが凝縮した味を感じるたいへん美味な厚揚げ豆腐です。<写真上段左より「そば豆腐」「厚揚げ豆腐」「ざる豆腐」「もろみ豆腐」>
豆乳ブームもあり特に女性に人気がありリピーターが多い商品が豆乳デザートです。大豆にこだわった豆乳を原料としているだけあって、味もまろやかで大変美味しい商品です。
豆乳プリン(ごま)280円の色に惹かれてしまいます。
豆乳プリン(ブルーベリー)250円や豆乳プリン(ごま)280円、豆乳レアクリームチーズ300円が人気が大変高いそうです。豆乳プリンは豆乳らしい思ったより癖がない味で豆乳をあまり好まれない方も、ブルーベリーやカラメルなどをつけて食べると美味しくいただけると思います。
無双庵を訪れた多くの女性の方が、また武双庵の豆腐が食べたい!と思われわざわざ道の駅 波野まで足を運ばれる方も多いそうです。隣接のレストラン神楽苑では武双庵さんの豆腐を使った膳が食べられるとあってこちらも非常に人気があります。
神楽苑で食事を楽しみ武双庵さんで豆腐や豆乳デザートを買って帰られるお客様が多いのも納得できます。
阿蘇のドライブや旅のひとつに、道の駅波野を加えて、地元のこだわりを味わってみてはいかがでしょうか。
(こるまめが売られていました)
Posted at 05時12分 パーマリンク
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