2009.3.6 神戸SUNLARGE「生チョコのパイ」 [全国特産物情報]

1925年以来神戸の菓子工房として親しまれてきた昭栄堂製菓。神戸の菓子工房では大正15年創業以来、現在に至るまで、初代当主のレシピのイメージを守った素朴な味わいの焼き菓子をつくり続けています。

こちらの生チョコのパイは、ハイカラな味。スティック状になっていて食べやすくざら目がキラキラ!小さい頃食べたクッキーには、よくざら目と真っ赤なチェリーの煮たようなものが乗っかっていたような。あのルビーのようなきらめきが嬉しくって、よく食べましたが、けっしておいしくなかったですよね、あの赤い部分。。

こちらはパイ生地の中に生チョコが練りこんであり、サクッとした食感。ざらめのガリッとした感じと、チョコパイの軽い感じがおいしいです。チョコは「生」とうたってあるだけに、思ったより濃厚な香りを漂わせています。
神戸にはこのように古くておいしい隠れた洋菓子店がまだまだたくさんあるのでしょう。その土地とともに歩んできた歴史に想いを馳せます。<YA>
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2009.3.4 かねぶん梅屋の「黒八の力」ししゃも [全国特産物情報]

今黒食材が人気です。黒い食材を8種類集めて粉末にしたものを、素材にまぶしてある佃煮。100年続く佃煮の製造、卸メーカーかねぶん梅屋の「黒八の力」をご紹介します。
ここでいう「黒八」とは
国産の小豆、黒大豆、黒酢、梅肉黒エキス、昆布、黒糖、黒米、黒ゴマ
いかにも体によさそうな材料ばかりが結集していますね。

「焦げた?」と言いたくなる様なししゃもですが、決して焦げてはおりません。つぶつぶ状の「黒八」がししゃもに張り付き、ビタミンミネラルアップしている正しい状態です。

佃煮ですので、ししゃもの卵があめ色に輝いています。甘辛くて、ご飯がどんどんすすむおいしさ!お弁当にも最適です。(食べた後で歯磨きしましょう)。ししゃものほかにも、いわし、あさり、角切昆布、しじみ、ワカサギなどもあるそうです。
東京のおみやげでいただきましたが、たぶん羽田空港で買われたんだと思います。本社は愛知県のようです。ネットで検索してもほとんどヒットせず。ネーミングもインパクトがあり、パッケージもブラック&ゴールドで目立ちますから、お取り寄せできれば、人気が出るんじゃないでしょうか。<YA>
ホームページを見つけました。かねぶん梅屋
株式会社 かねぶん梅屋
440-0076
愛知県豊橋市大橋通3丁目56
TEL 0532-55-3288
FAX 0532-55-5256
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2009.2.26 ポリフェノールたっぷり!ユンタンザ「紅いもチップス」 [全国特産物情報]

「紅いもといえば沖縄!」ですが、沖縄の中でも読谷村(よみたんそん)の紅いもはおいしいので有名だそう。その読谷村で収穫された紅イモを使って作られているのがこの紅いもチップス。会社名は「ユンタンザ」でアルファベットで「YUNTANZAN」。読谷村(よみたんそん)って沖縄でゆんたんざと発音するんでしょうか。このユンタンザ「紅いもチップスうす塩」は、沖縄県推奨優良県産品に指定されたお菓子だそうです。期待できそうですね。

ちょっと厚切りの紅いもを、カラッと素揚げしてあり、パラリとシママース(沖縄の塩)がふりかけてあります。ポテトチップスよりも歯ごたえがあって食べ応え十分。もっと甘いのかなと思っていましたが、脂っこくなくて意外とあっさりしていて止まりません。マヨラーの友人は、マヨネーズをつけてパリパリ食べるのだそう。紅いもは、ポリフェノールやビタミンCやEがたっぷりでヘルスコンシャスですので、少々のカロリーオーバーは目をつぶるらしいです。うーん、自分に言い訳しながら食べてしまうその気持ち…よくわかる。
ユンタンザは、チップスのほかにも紅イモを使ったおいしいスイーツを販売していらっしゃいます。
<YA>
↓こちらは紅イモ羊羹。
株式会社 ユンタンザ
〒904-0323 沖縄県読谷村字高志保1046
TEL (098)958-1391
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沖縄特産 読谷紅いもブログ
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2009.2.12 老舗がつくる誠実な味。佐賀「北島のごまぼうろ」 [全国特産物情報]

1696年創業の佐賀の老舗「北島」。佐賀県で育った私は、子どもの頃から、こと丸ぼうろに関して「北島」さんに対して別格の思いがありました。県外の人たちにはあまりわからないかもしれませんが、カステラといえば「福さ屋」というのと同じようなもので、「丸ぼうろを食べるなら、北島さんのを食べなさい」と母に言われていたことを思い出します。

以前北島さんの丸ぼうろを取り上げたことがありますが、今回は胡麻の香りがとても香ばしい「ごまぼうろ」です。子供の頃に「ごまぼうろ」を食べた記憶はないのですが、さすが老舗の味という感じで、とても誠実な味が印象的です。

「ごまぼうろ」は、「丸ぼうろ」のようなふわふわとしたお菓子ではなく、パリパリとしたビスケットのようなもの。ペースト状に細かく加工した胡麻を使い「小麦粉、砂糖、鶏卵、白胡麻、ごま油、ベーキングパウダー」のみで作られており、素材のおいしさがとても生きています。
今あらためて食べてみると、子どもの頃には何気なく食べていたぼうろについていろんなことを考えてしまいます。当時は、何が本物で何がジャンクなのかなんて考えずに食べていましたが、小さい頃に本物を食べさせたかった母の気持ちが今になってわかるからです。誠実に作られたものというのは、いつも心をポッと明るくしてくれます。<YA>

□丸芳露本店 北島
佐賀県佐賀市白山2-2-5
0952-26-4161
JR佐賀駅徒歩15分
営業時間 9〜20時
無休
心に美味しい食べ物探し
とべないとりのおいしいBlog: 北島(佐賀)/丸芳露
北島 本店(KITAJIMA)のクチコミ - livedoor グルメ
シュガーロード
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2008.2.8 ペリー提督オススメ!山原(やんばる)炭焼珈琲 [全国特産物情報]

沖縄本島北部森林地帯(通称やんばる)は、ヤンバルテナガコガネ、ノグチゲラ、ヤンバルクイナなど希少生物の生息地として知られています。沖縄のおみやげでいただいた「山原(やんばる)炭焼珈琲」は、その森でとれた間伐材などから作られた木材を使って焙煎されたものです。「SAVE THE YANBARU」というシールが貼ってあり、これはいわゆる「エコ商品」なんだなとわかります。

しかし、木の下でしばしくつろぐ男3人のパッケージはインパクト大。「ぺリー提督遠征記」版画を参考にして製作されたデザインのようです。よく見るとヤンバルクイナやヤンバルコガネ、亀や蛙などの生き物が描かれています。しかし、なぜペリーなんでしょうか?
ペリー提督とは、言わずと知れたアメリカの海軍軍人。1853年7月、日本を開国させようと東インド艦隊を率いて浦賀に来航し大統領の親書を幕府に提出したといわれています。しかし、浦賀に来る前に実は沖縄にも立ち寄ってたと言われ、沖縄とペリーはまんざら縁遠いものではなさそうです。那覇市の小禄というエリアには「ぺリー」と名のつくお店などがとても多いと以前テレビで見たことがあり、当時のペリーの上陸地には泊北岸でに「ペルリ提督上陸の地」という記念碑があるのだそう。沖縄の人のペリーに対する思いは、かなり強いのかもしれません。
UCCさんのHPによると、ペリーの来航よりもさかのぼること200年くらい前には、長崎ですでにコーヒーは飲まれていたようです。「コーヒー」と「ペリー」のつながりは、さらに迷宮入り。エコも歴史もひとくくりになった「山原炭焼珈琲」。味は炭焼の割には意外とマイルドでおいしかったです。<YA>
これを読めば、なぞがとけるかもしれない↓
ちぃたうん新聞: 山原炭焼珈琲
りょうちゃんの気まぐれ日記(別館) | コーラル・ステージ (No.293-No.294)
沖縄ブログ - ペリー
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