【ホテル・ノスタルジア】 BS日テレ 【イタリア軒】 [編集長コラム]
ホテル・ノスタルジア、それはチェックインからはじまる「時間紀行」。12月18日 日曜 23:00〜23:30(30分)
再放送 土曜 あさ9:00〜9:30(30分)で放送された、新潟のホテルイタリア軒・・・良かったです。文明開化時代の西洋文化流入からホテルレストランへ受け継がれている話、特に食に携わる者として感動しました。ドミグラスソースの話も良かったですね。当時「イタリア軒」と名付けた瀟洒な洋館と料理の味は「これぞ新潟の鹿鳴館」と誉めたたえられ、日本の中でも最先端をいくレストランでした。
ホテル・ノスタルジアは日本各地に現存する貴重な近代遺産「クラシックホテル」を紹介するシリーズなのですが、特に昨日のイタリア軒は地方都市熊本に住むものにとっても同じ地方都市ということでイメージを重ねながら見ておりました。またこのホテル・ノスタルジア カットが最高にいいんですよね、ホテル宿泊客の視点(一人のフォトグラファー)でのカット。あたかも自分が一泊旅行しているかのような錯覚に陥ります。
BS日テレ ホテル・ノスタルジア
ホテル・ノスタルジア ホームページ LINKなくなりました。
ナレーションが渋いんですよね。声は袴田吉彦、登場人物の全てが出てこず、登場人物に近い気持ちで見れます。FM TOKYOのジェットストリームに近いです。(FM TOKYO社屋にあるメンバーズレストラン、ジェットストリームレストランも注目です)
ホテル・ノスタルジアの番組アドバイザーはTV界のスーパースター放送作家、熊本県出身の小山薫堂氏。「カノッサの屈辱」「進め!電波少年」「料理の鉄人」などで超有名です。(参考:TOKYO lifestyle lab N.35、小山薫堂流エスコート術グランドハイアット東京)
話は戻りますが、ホテルイタリア軒 いつか機会があったら行ってみたいです。
もし私がホテル・ノスタルジアにすすめるなら、残念ながら老朽化のため営業停止しましたが、静岡県沼津湾に浮かぶフローティングホテル・スカンジナビアです。(1927年建造のスウェーデン客船ステラポリス号をホテルとして使用したもので、今は使っていません。国外で修理の後クルーズ船として使われるみたいで年内には国外へ移動ということだったのですが、遅れているみたいです)1998年に宿泊したことがありますが、内装などクラシックホテル並で洒落ています。このページにもホテル・スカンジナビアが詳しく。
ホテルスカンジナビア沈没・・・・さびしいなぁ。
Posted at 20時40分
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コメント
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番組制作に関わっている方に見ていただき、またコメント頂き有難うございます。クラシックホテルは大人のホテルという感じで好きです。視聴者の方も日本にもこれだけ多くのクラシックホテルが残っているかと思われていることだと思いますし認知されたことの意味は大きいと思います。
例えばシンガポールでもラッフルズやグッドウッドパークをはじめ、1920年代の郵便局を改造したフラトンホテルや植民地時代のショップハウスを改造したダクストンホテルなど、歴史を感じるホテルがあります。海外にも多くのクラシックホテルはありますね。
はじめまして
ホテルノスタルジアご覧戴きありがとうございます。
わたくし番組の制作に携わっている者です。
ホテルに残る記憶の物語を、まるで実際にホテルに泊まっているかのような感覚で描く。
それは、シリーズを通じてずっと留意していたポイントでした。
感じとって戴けて嬉しく思います!
スカンジナビア号、ほんとに登場させたかったのですが残念です。
1年の間にほとんどの日本のクラシックホテルを旅してきました。
4月以降主人公の写真家が、しばらく日本を離れることになるので、
番組をお休みすることになるとは思いますが、また何らかの形で
復活することになるはずです。
旅の記録はくりかえし放送されますので、是非ご覧ください!