【酒かすてら】 熊本川尻 天明堂 [熊本グルメ情報]
熊本駅のひとつ先が川尻駅です。川尻は熊本市中心部から南へ約8Kmに位置する商店街です。川尻は早くから交易港として開け、江戸時代には緑川流域の物資の集散地として栄えました。酒造り、桶、刃物、染物など伝統工芸が盛んで、今は「くまもと工芸会館」があります。白壁など江戸時代の建築物も残り散策にぴったりの街です。ブログでも紹介したことのある 赤酒で有名な熊本名酒「瑞鷹」(ずいよう)もここ川尻にあります。
また和菓子と町おこしを結びつけた異色の活動で全国的に名を知られるようになった開懐世利六菓匠(かわせりろっかしょう)。平成2年に、「天明堂」「菓舗いしはら」「立山菓舗」「菓舗梅園」「菓舗かずさや」「岩本菓舗」の6軒の川尻にある和菓子店が、新しい銘菓を作ろうと集まったのがはじまりで、和菓子と町おこしを結びつけた活動を行っています。
(満遊熊本川尻エリア)
「お菓子とのふれあい工房」は、「くまもと工芸会館」を会場に、和菓子に親しんでもらおうと始めたもので多くの人が訪れるイベントです。和菓子を通じた町おこしも今年で16年目になります。
今回ダイニング・エクスプレスで取材をしたのは六菓匠の一つである「天明堂」さん。創業二百余年を数える和菓子の老舗です。店内には季節を感じさせる和菓子が沢山並んでいます。今回クローズアップしたのが「大吟醸 酒かすてら」。川尻には瑞鷹酒造がありますが、創業二百年を機に地酒瑞鷹酒造の大吟醸酒(最高級の大粒品種の米を40%にまで精白し特別造りの麹を加え低温でじっくり発酵させて作ったもの)を天明堂自慢のカステラにふくませたものです。天明堂のカステラは主原料の卵を地鶏有精卵を使い、風味よくしっとりした口当たりの生地が評判のカステラです。大吟醸カステラもこのカステラを使用しているため、口当りはしっとりなめらかな感じで、日本酒の香りがうまく溶け合っています。普段食べている洋菓子のチーズケーキのような口あたりです。
最近人気の商品をお伺いしたところ、「はいからチーズ饅頭」とのことでした。フレッシュなチーズクリームを中心に包み込んで焼いた饅頭です。中にはとろけるチーズクリームが入っています。一口食べるとウマッ!生地はクッキーぽい感触です。チーズ饅頭といえば宮崎が有名ですが、熊本でもこんな美味しいチーズ饅頭があるとは思いませんでした。
店内にはケーキなどの洋菓子も販売してあります。熊本市にある平成けやき通り、欧風創作菓子メゾン・ド・キタガワさんも天明堂さんと関係があると聞いて納得。こだわりの和菓子・洋菓子を販売されている天明堂さんです。
川尻商店街連合会
御菓子処 天明堂
□総本店 熊本市川尻1-3-39-2
096-357-9225 地図
□砂原店 熊本市砂原町471-1
096-227-2855
□ハローグリーンエヴリー長嶺店
熊本市長嶺町2178
096-381-9485
□エヴリー 九品寺店
熊本市九品寺3-17-17
096-366-1717
□宇土ショッピングセンターピア店
宇土市北段原町73
0964-23-2088
「欧風創作菓子 メゾン・ド・キタガワ」
住所:熊本市田迎2丁目18-15
電話:096-334-2220
営業:10:00〜20:00
定休:毎週月曜・第4日曜
Posted at 23時59分
トラックバック
トラックバックURL
http://www.howdy.co.jp/dining-express/tb.php?ID=804
コメント
[ 内容チェック中 ]
酒かすてらを、今食べてます。
昔から天明堂のファンです。
和菓子、洋菓子どちらもおいしい。
また、お店の人柄も昔から変わりなく温かい。
お店が大きく展開ていくことが、洋子にとっても嬉しい。
今は、東京で働いているけれど、親に定期的に酒かすてらを送ってもらってます。
ネットショッピングできたらなって思います。
職場の人たちからも大絶賛。
東京は、おいしいお菓子がたくさんあるけれど、この酒カステラほど、しっとり優しい気持ちになるお菓子とはまだ出会ってません。
いつもいつも美味しい幸せをありがとうございます。
今日、花見の帰りに友達と立ち寄らせて頂きました。
ケーキセットを注文しました。
友達からお誕生日も近いからとおごちそうして頂いて嬉しく思いました。
ただ気になったのはアイスコーヒーのガラスのコップのふちが欠けていて、せっかくのコーヒーの美味しさが感じられなかったのが、少し残念に思いました。
せっかくのお友達の好意が・・・。