Pick Up!「チョークアート」 [DINING EXPRESS誌より]
誰もが小さい頃から慣れ親しんだ黒板とチョーク。そんな黒板を使ったチョークアート看板・メニューボードを近年よく見かけます。たくさんの看板がある街中を歩いていても、黒板に描かれた手作りの看板は印象に残ります。レストランに入っても黒板に書いてあるメニューはひときわ目を引きます。何故、黒板に描かれた看板が人々の目を奪うのかと言えば、人の手で作られた「ぬくもり」を感じるからでしょう。黒板の利点である描いて消せる情報と、いつも残しておきたいイラストが一体になったチョークアートボードは、日々メニューの変化の多い飲食業界において機能的なデザインボードとも言えます。
What's chalkart ? チョークアートのはじまりは肉屋さんの「今日のおすすめ」をチョークを使用してボードに描いた事から始まったといわれています。色のついたチョークを使用し始めたのはいつの頃か不明ですが、1960年代頃にメルボルンのマーケットで始まったという話、またイギリスのパブが発祥であるという説もあります。 チョークアートは黒板に消えない絵や文字を描いた色鮮やかな看板です。オーストラリア東海岸やアメリカ西海岸などのカフェやレストランの店先看板として多く見られます。 オーストラリアにはチョークアーティストと呼ばれる職業の人々が個性豊かで芸術性に跳んだものまで店先の看板を飾っています。イラスト・レイアウト・配色・フォントをいかにうまく黒板の上で表現するかというアート的な要素も必要とするため、今までの文字を主体とした看板とはまったく異なります。 専用のボードに発色のよいパステルを使用して描いたイラストやレタリングに、コーティングすることで手で触れても雨でぬれても消える事のないチョークアートボードが仕上がります。
自分でチョークアートにチャレンジしてみたいという方にはスターターズセット(税込12,400円)がお勧めです。
(K.E)
※写真はすべてartichalk signwriter 栗田貴子氏による作品です。
■チョークアート看板製作についてはの問い合わせ先
アーティチョークサインライター
TEL045-546-4022
URL:http://homepage3.nifty.com/chalkart/
Posted at 04時19分
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