花のジプシー「新屋養蜂場」 鹿児島県 [編集長コラム]
花のジプシーって言葉を初めて聞いたのと、蜂蜜にもこんなに種類があるのだなと実感したので記事に。ジプシーっていうとジプシーキングスが思い浮かぶのですが。
新屋養蜂場は鹿児島県国分と宮崎県都城の中間より都城寄りにある、道の駅すえよしの場所にあります。花のジプシーという言葉は、新屋養蜂場さんが鹿児島→新潟→北海道と日本を縦断しながら花を追って蜂蜜を採取するからです。蜂さんも1年で南から北へまた鹿児島へ戻ってくるのですね。蜂も大変だ。
道の駅内にある店舗では純国産のはちみつを中心に販売されています。それも色々な花から採取されたはちみつがあるから、びっくり。りんごなんていうのもあるんです。私は一番美味しいですよ、と言われたアカシアの蜂蜜を購入しました。(1000円)
蜂蜜は人類最古の甘味料で自然がくれた万能薬です。これを聞くと砂糖なんて使わずにはちみつを多用したくなります。紅茶などにもはちみつを使う方って多いですね。お年を召された方が特にはちみつに特に気を使われる方が多いようです。
純はちみつは単糖です
ミツバチが花から集めてくるものは花蜜で、いわば砂糖水のような薄いもので、いくら人口で濃縮してもハチミツにはなりません。花蜜は外で働くミツバチが胃袋に吸い込んで巣箱に帰り、巣箱の中で働く若バチに口移しされ再び胃袋に貯えられます。受け取った若バチは巣房に貯蔵します。つまり花蜜は働きバチの体内を二回通過する時点でミツバチの消化液内に含まれるインウェルターゼという酵素の働きでほとんどがブドウ糖と果糖とに分解されます。こうした単糖糖類はこれ以上分解する必要はなく、飲めば直ちに吸収され、約20分後にはエネルギーになるのでスポーツ選手らが愛飲する由縁です。(パンフレットより)
ハチミツの種類
蜂が蜜を採取する花は、レンゲ、ミカン、クローバー、菜の花、ニセアカシア、リンゴ、ソバ、栗など。単一の花のものに限らず数種類の蜜を混合した製品もあります。また100%純粋のハチミツのほかにローヤルゼリー入りや加糖ハチミツ(水飴やブドウ糖を加えたもの。ハチミツ60%以上)もありますが、健康食品としての効果を期待するならば、混ぜ物のないハチミツを選びましょう。
はちみつを使ったドラヤキも売ってあり(ここで作られている)おいしい。地方名産のゆず風味のものもあり。
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