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   醤油のおいしい話「丸大豆醤油の魅力」 [D@EXコラム]

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スーパーの棚に並ぶしょうゆの数々。近年はラベルに「丸大豆」と表記されているものをよく見かけます。「なんとなくイメージで“丸大豆しょうゆ”を選んでいます」という方も多いようですが、意外と知られていないその特性とおいしさのワケ。

「特選丸大豆しょうゆ」の魅力は、まろやかさ
丸大豆しょうゆは、深いけれど重過ぎない香りと、デリケートな旨味があり、まろやか。だからこそ、和食だけではなく、洋風料理にもなじみやすいのです。洋風の煮込みなどに使っても、まろやかでいて、自己主張し過ぎないコクを出すことができます。

「特選丸大豆しょうゆ」は何故まろやかなの?
■油を搾る前の丸ごとの大豆を使用。油脂成分がまろやかさのヒミツ!
「丸大豆しょうゆ」は油を搾る前の丸ごとの大豆を使用して造ります。そのため、大豆
の油脂成分が醸造中に分解され、まろやかな味わいを生み出すのです。
(通常のしょうゆは油を搾ったあとの加工大豆を使用しています。)

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「キッコーマン特選丸大豆しょうゆ」の生い立ち

●「御用醤油醸造所」〜江戸時代から伝わる伝統製法
千葉県野田市の江戸川沿いには、白壁の城郭・御用蔵(=御用醤油醸造所)があります。御用蔵は、昭和14年3月に建てられました。目的は、宮内庁に納めるしょうゆを造ること、そして江戸時代から続く伝統的な醤油醸造技術と設備を保存することにありました。この蔵では選りすぐった国産の丸大豆と小麦だけを使い、木桶で1年間じっくりと熟成させた、文字通りの天然醸造しょうゆを造り続け、今日に至っています。

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●醤油の大吟醸〜原点は御用蔵醤油
手作りに近い少量生産、最高級と呼ぶにふさわしいこのしょうゆは、「御用蔵醤油」という名前で一部が限定で販売されてきました。いわばしょうゆの大吟醸ともいえるもので、この御用蔵醤油こそ、丸大豆100%にこだわった「キッコーマン特選丸大豆しょうゆ」の原点ともいえるしょうゆなのです。
「このすばらしい御用蔵醤油を、もっとリーズナブルな価格で多くの方に味わっていただけないだろうか」。そのような願いから、1987年「特選丸大豆しょうゆ」開発プロジェクトがスタートしました。

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●「特選丸大豆しょうゆ」誕生〜丸大豆ブームの引き金に
数々の難題を乗り越えて、1990年5月、「キッコーマン特選丸大豆しょうゆ」が誕生しました。まろやかな風味でバランスのとれた味わい、ネーミングには、“丸大豆100%のおいしさ”をストレートに伝えたいという思いが込められています。
実際、このおいしさは多くの方々に認められました。新発売から数カ月後には一度使った人のリピート率(再使用率)が高いという事実も判明。一躍人気商品となり、その影響を受けてか、しょうゆはもちろんのこと、丸大豆をうたった商品が続々登場し、「丸大豆ブーム」を巻き起こす引き金となりました。

キッコーマン株式会社ホームページより

Posted at 06時35分

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