2008.7.1 福田屋「菱形の池」 [熊本特産物情報]
公民館主催の地域の寄り合いに出席すると、ついつい睡魔が襲ってくることもあって目の前に並べられたお菓子をじっと見てしまうもの。そのじっと見た先にあったのが、この「菱形の池」。抹茶フリアンという和のテイスト漂う洋菓子です。原材料は卵、砂糖、小麦粉、アーモンドプードル、バター、さらにバニラビーンズが入っています。バニラビーンズまで入っているのに、抹茶の表記がないのはなぜだろう?製造者は熊本県植木町のお菓子の福田屋さん。高速のSAなどで有名な「ジャージーおじさんシリーズ」を取り扱っているスイーツショップです。
この「菱形の池」は、熊本県植木町の「菱形の池」という湧水の名所にちなんで名づけられています。六花亭の「大平原」と同じく、土地の形容を、お菓子の形とかぶせたものです。肥後の菱形の池(植木町円台寺の菱形八幡宮)に、応神天皇の霊が再降臨し、八幡大菩薩の姿で現れたという言い伝えの残る歴史のある池のようです。ちなみに菱形とは4 辺の長さが全て等しい四角形。 平行四辺形の特別な形であり、面積の求め方は「対角線×対角線÷2」。懐かしい・・。
その隣には「山頭火の笠」というネーミングのどら焼きが置いてありました。こちらも「福田屋」さんのもので、なかなか渋いネーミング。原材料に「もちどら粉」と書いてある。ほーう、どら焼きの皮って「もちどら粉」というもので作られているんですね。小麦粉でできていると思っていたのですが、どこが違うんでしょうか?
などと思っているうちに寄り合いが終了。「持って帰ってよかよ!」と言われ、お持ち帰り撮影しました。「菱形の池」は、表面がサクッとしていて抹茶の香りが高くとてもおいしいです。さらに「山頭火の笠」は、もちもちの皮に上品な甘さの餡子がとても美味。このドラ焼きは、もっとポピュラーになってもいいんじゃないでしょうか?おそるべき「もちどら粉」パワーです。なお福田屋さんには、おいしい洋菓子も勢ぞろいしています。お店に足を運んでみたくなりました<YA>
お菓子の福田屋
熊本県鹿本郡植木町豊田826
TEL 096-272-0234
営業 午前9時〜午後7時 無休
駐車場あり
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Posted at 00時51分
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