2008.6.7 カステイジャリコ [全国特産物情報]
松翁軒といえば、創業天和元年(1681年)、福砂屋、文明堂に並ぶ長崎のカステラの老舗です。松翁軒が出している小分けパックのカステラが「カステイジャリコ」。カステイ+ジャリコではありません。「カステイジャ+リコ」。昔の南蛮地図のようなものに扇型の出島が描かれている赤いパッケージが目を引きます。長崎県佐世保市のハウステンボスで購入しました。なぜか松翁軒のHPには「カステイジャリコ」の説明はありません。他のブログを見ても、ハウステンボスで買った方しかいらっしゃらないようなので、テンボスの松翁軒コーナーのみの取り扱いかもしれません。
当然ですが「ハウステンボス」のおみやげ物売り場には、かなりの種類&フレーバーのカステラが配置されており、パッケージを見ただけでは、どれがおいしいのか皆目見当がつきません。見た目がほぼ酷似している点において、沖縄でちんすこうを買うときと感覚は似ています。しかし、ちんすこうの味はあまりばらつきがなく、どこのものをいただいてもはずれがないのと違い、カステラはその眼力が著しく試される商品だと言えるでしょう。生地のしっとり感や柔らかさ、さらに気泡の細やかさやザラメの加減など、好みにもよりますが、随分と差があるなあと思うのです。修学旅行生を襲う「3本千円!安いよー」というおばちゃんの誘いは、あるいは一生分の「カステラ観」を植えつけられてしまうことになりかねません。「福砂屋」「文明堂」「松翁軒」は、昔から長崎県人に愛されてきたカステラの老舗です。間違いなくおいしいので、迷ったらこの3つに駆け込むべしです。<YA>
MOTな日々 技術経営から何を学んだ? あぁカステラの松翁軒
カステイジャリコ
Posted at 13時52分
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