■サントリー 山崎蒸溜所・訪問 いい雰囲気に感動 [編集長コラム]
大阪紀行シリーズ。
サントリー山崎蒸溜所へ施設見学へ行ってきました。大阪と京都の府境にある、サントリーの由緒あるウィスキー蒸溜所です。日本で見学できるウィスキー蒸溜所では、北海道・余市のニッカウィスキーやサントリーの山梨県・白州蒸溜所などが知られています。
今回は飲むことが多くなじみのある「サントリー山崎」の施設の見学ということで、訪問者一同期待するものがありました。
山崎蒸溜所はJR京都線山崎駅から歩いて約10分のところに位置します。JR大阪駅より快速で約25分。平野部から山あいが迫ってきた場所に位置します。山崎駅を降りると、デュー大山崎というプチホテルがあり、民家の町並もしっとりしている感じで京都に近いんだな、という雰囲気も味わうことができます。
受付で見学予約していた旨を告げ、見上げるとシンボルのこの建物が目に入ってきます。電車からも線路脇にチラッと見えるのですが、そばに来て見ると大きい。
見学者は先ず、右手にあるこの建物の中に案内されます。1Fにボードやビデオを使った、山崎蒸溜所やウィスキーの歴史の説明がしてあります。
「日本の風土にあった、日本人に愛されるウイスキーをつくりたい」― 寿屋(現サントリー)の創業者、鳥井信治郎が、日本で初めて本格的なウイスキーの製造に乗り出し、モルトウイスキーの蒸溜所を建設したのは1923年。80年以上の歴史がある蒸溜所なんです。
山崎の地は平野と盆地に挟まれた独特の地形と湿潤な気候でウィスキー作りに最適の土地でした。
展示や試飲などができる建物の中には、蒸溜用のポットスチルが設置されています。仕込→発酵→蒸溜→貯蔵庫のガイド付コースが始まります。試飲を入れて約60分で構内を連れて行ってくれます。写真も撮ってよいとのことでしたので、撮影しました。
山崎の地は水が美味しいことでも有名です。かつて利休が茶を点てた水と同じ水で山崎蒸溜所でつくられるウイスキー原酒は仕込まれているのです。
オーク樽が貯蔵されている場所には感動!(写真は樽の一部です)樽がずらーっと並んでいて圧巻でした。ウィスキーの良い香りがしてきます。樽にはそれぞれ年代が刻印されています。
工場見学の出口を出ると山の裾に池があります。清流です。この水でウィスキーが作られているんですね。後でウィスキーの水割と一緒にいただきましたが、水も美味しかった・・・
ウィスキー山崎12年。山崎って崎の字に点はないのに、付いていますよね。ガイドの方が創業は寿屋(現サントリー)だったので 、がついている・・・と教えてくれました。
ここまで施設を見ちゃうと、ウィスキー=山崎ってブランドの思い入れが深くなるようです。もともと「山崎」は好きなんですけどね。
お楽しみの「試飲」です。山崎12年を天然水で1:1に割ったものと1:2のソーダ割が選べます。さらに1杯のおかわりもできましたので、1人2杯飲めます。おつまみも付いていました。山崎天然水も美味しい。見学+試飲で無料なんだから、お酒が飲みたくて頻繁に訪問する人っているんじゃないかな。山崎12年はバーで飲んだら1,000円以上はとられますよね。
すっかり真っ赤になって、試飲コーナーでもウィスキーの有料試飲をしてしまいました。それから売店へ。
Posted at 00時00分
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