新野菜 スティックセニョール(スティックブロッコリー) [D@EXコラム]
最近、スーパーや百貨店で見たことのない野菜やフルーツが多くなってきたように感じます。以前からあったんだけど、気にとめなかったものや、品種改良によって生まれた全く新しいもの、海外から輸入されたものなどがあります。
スティックセニョールはブロッコリーと中国野菜の芥藍(カイラン)を掛け合わせたもので、もともと日本で開発された品種だったが、国内市場ではあまり受け入れられることがなく、アメリカに輸出されたところ、予想外に人気が出てその後日本に逆輸入され、出回るようになり始めたらしいです。
スティックセニョールはスティックブロッコリーやブロッコリーニとも呼ばれ、茎までしっかり食べれます。見た感じは菜の花にも似ている感じです。茎はアスパラの食感にも似ています。ビタミンが豊富で栄養価が高い上に、調理用途もボイルやフライ、ロースト、蒸し、グリルと幅広い野菜です。さっと茹でて簡単に使える野菜ですのでいろいろな料理に使えます。天ぷらなどにも応用できます。茎と花頭を切り離して茎だけ少し長めに茹でるのがポイントです。
日本の種苗メーカー、(株)サカタのタネさんが遺伝子操作などの手法を使わずに、人間の手(自然高配)で開発しました。ブロッコリーニはもともと寒冷地向きであるブロッコリーの生産地を拡大するために生み出されたらしく、新種のためにカイランが相手に選ばれ、ブロッコリーニが誕生したわけです。独特の甘味があって、ブロッコリーを食べ飽きた人などにぴったりです。
□業務用スティックブロッコリー(冷凍)もあります。
Posted at 04時56分
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