悶絶する苦さ!せんぶり茶 [D@EXコラム]
テレビの罰ゲームでおなじみのせんぶり茶。私はブームになる前から、健康茶としてひそかに愛飲していました。飲みすぎ、食べすぎ、胃のもたれにばっちり効果があります。なんでも、毛細血管の血行を良くすると言われ、液を頭に塗ると育毛効果もあるということです。お湯の中で、千回振っても苦いので「せんぶり茶」という名前になったそうです。9〜11月頃に花が咲き、阿蘇あたりでも自生していると聞きます。中国古代では、王様や高級官僚しか飲めなかった非常に貴重に高級なお茶だったようです。
これはティーパックですので、気軽に飲めますが、相当の覚悟が必要です。横にお水か、甘いものを準備しておくことをお勧めします。見た目は普通のお茶で、香りも悶絶するほどではありません。が、口に入れたら最後!口の中一杯に苦味が広がります。途中で、それが苦味なのか、痛みなのか、口の中なのか、鼻の中なのかわからなくなってきますから、「口の中、口の中」と言い聞かせながら、ぐっと喉に押し込みます。苦行を終えたら、なんだかとっても健康になった気分で、達成感があります。体験がそのまま、パッケージの激しさに凝縮された感じです。今では、パーティーや罰ゲームなどで引っ張りだこのせんぶり茶。中国3000年の歴史に想いを馳せながら、王族気分で堪能するのはいかがでしょう。
せんぶり茶(39包シート販売)
Posted at 00時00分
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