2008.2.8 ペリー提督オススメ!山原(やんばる)炭焼珈琲 [全国特産物情報]
沖縄本島北部森林地帯(通称やんばる)は、ヤンバルテナガコガネ、ノグチゲラ、ヤンバルクイナなど希少生物の生息地として知られています。沖縄のおみやげでいただいた「山原(やんばる)炭焼珈琲」は、その森でとれた間伐材などから作られた木材を使って焙煎されたものです。「SAVE THE YANBARU」というシールが貼ってあり、これはいわゆる「エコ商品」なんだなとわかります。
しかし、木の下でしばしくつろぐ男3人のパッケージはインパクト大。「ぺリー提督遠征記」版画を参考にして製作されたデザインのようです。よく見るとヤンバルクイナやヤンバルコガネ、亀や蛙などの生き物が描かれています。しかし、なぜペリーなんでしょうか?
ペリー提督とは、言わずと知れたアメリカの海軍軍人。1853年7月、日本を開国させようと東インド艦隊を率いて浦賀に来航し大統領の親書を幕府に提出したといわれています。しかし、浦賀に来る前に実は沖縄にも立ち寄ってたと言われ、沖縄とペリーはまんざら縁遠いものではなさそうです。那覇市の小禄というエリアには「ぺリー」と名のつくお店などがとても多いと以前テレビで見たことがあり、当時のペリーの上陸地には泊北岸でに「ペルリ提督上陸の地」という記念碑があるのだそう。沖縄の人のペリーに対する思いは、かなり強いのかもしれません。
UCCさんのHPによると、ペリーの来航よりもさかのぼること200年くらい前には、長崎ですでにコーヒーは飲まれていたようです。「コーヒー」と「ペリー」のつながりは、さらに迷宮入り。エコも歴史もひとくくりになった「山原炭焼珈琲」。味は炭焼の割には意外とマイルドでおいしかったです。<YA>
これを読めば、なぞがとけるかもしれない↓
ちぃたうん新聞: 山原炭焼珈琲
りょうちゃんの気まぐれ日記(別館) | コーラル・ステージ (No.293-No.294)
沖縄ブログ - ペリー
Posted at 00時01分
トラックバック
トラックバックURL
http://www.howdy.co.jp/dining-express/tb.php?ID=2202