■コアなファンに支えられ復活!川端ぜんざいは甘い! [D@EXコラム]
博多の中洲川端にある上川端商店街は、お線香屋さんや、お惣菜屋さんなど昔ながらの雰囲気が残る商店街。そんな上川端商店街の真ん中あたりにあるのが川端ぜんざいです。アーケードからお店(広場?)に入って、店の奥まで通り抜けると、そこは本当にとうとうと流れる“川”!まったくもって川端ぜんざいなのです。
川端ぜんざいは大正初期、川原四姉弟、長女キク、長男甚五郎、二男平一郎、三男清蔵によって創業されました。彼らがつくる強い甘みをもつぜんざいは博多の庶民に喜ばれたといいます
ところが継ぐ人がいなかったのか、惜しまれながら昭和60年には閉店。しかし再び、昔ながらのファンの人たちの声に支えられて復活したといういわれがあります。作っているのはモンドセレクション金賞受賞「博多通りもん」で有名な明月堂。ちなみに「通りもん」は話題の音楽漫画「のだめカンタービレ」にもでてきます。コアな“のだめファン”の方にもおすすめです。
ホームページには
川端ぜんざいの歴史は古か
創業は大正初期
独自の強か甘味で博多のもんにゃ親しみ深か
昭和六十年にその老舗の看板も下ろしてしもうた
ばってん、また、この川端に帰ってきたとです。
こげん甘か、粘っこいぜんざいは、博多ひろしといえどもここしかなか。
食べんと分からん博多の伝統と郷愁がいっぱいつまっとりますけん。
懐かしかね〜と思わっしゃる人や
全然知らん言う人もどうぞ立ち寄ってください。
確かにかなり甘い。甘いけどしつこくないのが不思議です。お店でいただくと、たくあんがついてくるので交互に食べるとおいしくいただけます。
当時の「川端ぜんざい」を知る人は、ぜんざいを注文するとお爺さんの親指がぜんざい汁の中に入って出てくるのが有名で、子供同士で食べに行って「やっぱ、今日もジイチャンの親指が入っとったバイ」とか言って楽しんでいたそうです。<YA>
おいしいもの見つけた
川端ぜんざい
川端ぜんざい広場
川端ぜんざい
住所 福岡県福岡市博多区上川端町10-254
電話 092-281-6223(上川端商店街振興組合)
営業時間 11:00〜18:00
定休日 月〜木曜(金・土・日曜、商店街のイベント時のみ営業)
Posted at 00時00分
トラックバック
トラックバックURL
http://www.howdy.co.jp/dining-express/tb.php?ID=1362