天草四郎が食べた「具雑煮」 [全国特産物情報]
具雑煮とは、島原半島地域でハレの日(正月はもちろん)に食べる独特の「雑煮」のことです。この雑煮は江戸時代(1637年)に島原の乱が起こり、原城に立て籠もった一揆軍の大将天草四郎が、籠城の際に兵糧として食料(餅や山海の食材)を持ち込んで、雑煮にしたのが始まりと言われています。具雑煮で栄養をとりながら、約3か月籠城したそうです。
スープは鶏系と魚(ぶり)系と混合系とあって、各家庭やお店によって異なるそうです。
今回私は島原城の目の前にある姫松屋というお店で具雑煮を頂きました。ボリュームたっぷりで、具沢山!この、具沢山が最大の特徴といえます。
シロナ、かまぼこ3種類、アナゴ、ごぼう、卵焼き、シイタケ、凍豆腐、れんこん、鶏肉、餅、春菊と13種類も具が入っていて、栄養満点お腹もいっぱいです。
いわれを知るまでは「これ、お殿さまが食べてた雑煮かな?豪華だな〜」と思ってました。
楽天市場で「具雑煮」を購入できます。
しまばら具雑煮
熊本〜島原へは、フェリーがおすすめ!30分で島原に着きますし、ちょっとした船の旅はとっても気持ちがよく快適です。カモメやウミネコが歓迎してくれますよ。フェリーは「熊本フェリーオーシャンアロー」でインターネットでも予約可能です。特に夕陽の時間帯は人気があり、オーシャンアローは予約をした方が確実です。
Posted at 06時00分
トラックバック
トラックバックURL
http://www.howdy.co.jp/dining-express/tb.php?ID=521