ナチュラル・ピュア・ソルト(天日塩) [DINING EXPRESS誌より]
1997年に塩の専売制が廃止されて以来、家庭で使用できる塩を自由に選べるようになりました。最近では数多くの塩を見かけるようになりましたが、正直たくさんあって選択するのに困るかもしれません。単に塩辛いだけでなく、食材の旨味を引き出すミネラル分を多く含む海水からあくまで自然の方法で作られた自然海塩、『天日塩』の需要が増えてきています。
塩のニガリ分(マグネシウムやカルシウム)は多すぎても少なすぎても塩の味に影響を与え、ひいては料理の素材の持ち味を変えてしまいます。ニガリ分を自然に蒸発させた天日自然塩が独特の甘みを持つのはこのためです。
本物の天日塩で味わう料理は「ひと味」違います。食材の持つ旨味を充分に引き出す塩がここにあります。
15500 ナチュラルピュアソルト(天日塩)500g*40
15501 ナチュラルピュアソルト(天日塩)1kg*20
中国・海南省は香港の南方に浮かぶ大きな島で、熱帯に属し周囲を海に囲まれ強い太陽が降り注ぐ素晴らしい自然環境に恵まれています。中国のリゾート地であり数多くの観光客が訪れる中国の中でも綺麗な海が残っている地域の一つです。海水を引いて作られる天日塩用地の多くは淡い黄色の砂浜です。
海南省では1200年以上も昔に、海岸沿いの住民が海水を煮て塩を作っていたという歴史が残っている程です。13〜14世紀に日晒製塩の製法が福建省から取り入れられ、現在まで引き継がれています。
現在では満潮時の水位差を利用して、海水を貯水池に引き込み、日光の照射によってじっくりと時間をかけ海水を蒸発させる手法で濃縮されていきます。またセラミックを敷き詰めた結晶池で日晒結晶塩となります。
ダイニング・エクスプレスでは、海南島の天日塩を使いやすいファスナー付スタンドパックに入れて、商品化しました。ステーキや焼き魚、天ぷらの付け塩、おにぎりなど、素材の味を引き出す、まろやかな甘みある味が特徴です。
Posted at 06時58分