蕎麦を食す [DINING EXPRESS誌より]
蕎麦(以下そば)は日本の食の文化であり、歴史でもあるとよく謳われる。確かにその起源をたどってみると、元は中国、欧州から渡ってきたものと確認されているが、文献によると日本でも石器時代のころから食されていたことからそのうたい文句も納得がいく。そばは一年中季節に関係なく食されている。冷してもよし、暖めてもよし、和食ではもちろんのこと洋食のメニューとして取り入れられる機会も増してきている。早くて安い、ファーストフードの先駆け的存在として(簡単にこういい切ってしまっていいかは疑問だが)文字どうり長く愛されつづけてきたことは間違いないがその地域性、食し方には様々なものがある。○○そば、そば処○○といったフレーズは日本全国に点在しておりそのひとつひとつを取ってみても麺へのこだわり、つゆへのこだわり、食べ方のこだわりと様々だ。一般に粋な食べ方として(ざるの場合)四分の一程度麺をつゆにつけ薬味を自分の好みに合わせた分いれそのバランスを楽しみながら食すと言われていますがそれは本当に基本的なものだと感じます。(ちなみに筆者は麺全体につゆを十分からませ麺とつゆを一体にして食べるのが一番おいしい食べ方だと思う)。つまりは、そばという食材1つで多様なニーズと感覚が拡がっていくものではないかと感じられる。ここに数種のレシピを紹介していますが、おもしろそうなほんの一部の物であり可能性は数多く存在すると思います。
<天盛りかきあげそば>
【材料:1人分】
●10565 AKK 日本そば(田舎風) 200g
●10217 ニチロ 天盛かき揚げ 55g
●8739 キユーピー 大根おろし 30g
●1315 JFDA 生おろし生姜 10g
●1462 JFDA つゆの素 30g
【作り方】
1)天盛かき揚げを油で揚げておきます。
2)つゆの素を8〜9倍に薄めて、温めておきます。
3)日本そば(田舎風)をたっぷりのお湯で茹でます。(約1分程度)
4)器に水気を切った3を入れ、2をかけて1を盛り、だいこんおろし、生おろし生姜を添えて出来上がり。
蕎麦の栄養と効能
一般に言われているのが「消化がよく、胃にもたれない」ということだが近年健康ブームもあり、その中に含まれる成分、栄養素が注目されている。そばに含まれる主な成分はでんぷん質であり、その中のたんぱく質は米、麦といった2大主食品に比べ高質なものが多く含まれている。その中のひとつが「ルチン」である。(ルチンとはビタミンの一種であり血液をスムーズに流す作用あり毛細血管の働きを良くし、出血性の病気を予防する成分として注目されている。)このルチンは非常に溶けやすいためそばのゆで湯の中に多く溶け出す。これが飲むと健康にいいといわれている「そば湯」ということになる。医学書の中にも「そばは五臓の汚れたカスを洗い流して、精と神をつなぐ、耳と目の働きを非常によくして気をさげる。、、、」とあるぐらいです。また、そばに不足しているものとしてビタミンCがあげられるが、これはそばに合うとして用いられている薬味(ネギやだいこん、ゆず、わさび等)はうまいぐわいにそれを補っている。
<生そば春巻>
【材料:8本分】
●1975 ユウキ ライスペーパー 8枚
●10565 AKK 日本そば(田舎風) 250g
●4163 ぷりぷりむきえび 51/60 24尾
○にんじん 1/2本
○青じそ 8枚
○豚肉 100g
○もやし 40g
○きゅうり 40g
●80261 ミツカン アジアンソーススイートチリソース 適量
【作り方】
1)えびは解凍し、豚肉は、にんじん、きゅうりは千切りにし、もやしは根を取って、それぞれ茹でて水で冷しておきます。
2)日本そば(田舎風)をたっぷりのお湯で茹でます。(約1分程度)
3)ライスペーパーはぬるま湯にさっとくぐらせて戻します。
4)ライスペーパーの手前にえび・しそを乗せ、しその上に具材をトッピングし、巻きます。
5)スイートチリソースをかけて出来上がり。
<そばサラダ>
【材料:1人分】
●10565 AKK 日本そば(田舎風) 70g
●10863 JFDA 青じそドレッシング 25g
●13272 キユーピー 三分たまご 55g
○みょうが 5g
○きゅうり 10g
○青じそ 0.5g
○根深ねぎ 適量
○水菜 10g
○サラダ油 適量
【作り方】
?,修个呂罎任椴篆紊砲気蕕靴匿綉い鬚茲?切り、サラダ油をまぶしておきます。
?△澆腓Δ?は縦に薄く切り、きゅうりは縦に二つに切って斜めに薄切り、ねぎは小口切りに、青じそは1cm幅に切っておきます。
???,豊△鬚?け三分たまごをのせ、ドレッシングをかけて出来上がり。
<荒くだきとろろそば>
【材料:1人分】
●10565 AKK 日本そば(田舎風) 200g
○
○長芋 100g
●1979 NP れんこん水煮 ホール 20g
○人参 20g
○生しいたけ 1枚
<調味料>
●11338 宝 煮物万能だし 適量
<かけだし>
●1462 JFDA つゆの素 30g
●1218 NP きざみのり 適量
○練わさび 適量
【作り方】
1)長芋は厚めに皮をむき、酢水につけてアクを抜き、水洗いして水気を切っておきます。
2)鶏もも肉は1cmに切っておきます。
3)れんこんは袋から取り出し水気をきり、にんじんは皮をむき、しいたけは石づきを切り落とし、汚れをふき取り1cm角にそれぞれ切っておきます。
4)鍋にサラダ油を入れて中火にかけ、2、3を炒め、鶏肉の色が変わったら3倍に希釈した煮物万能だしを、ひたひたになるまで入れて煮汁がなくなるまで煮ます。
5)長芋をざく切りにし、きれいなビニール袋に入れて麺棒などでたたき、荒くくだきます。
6)鍋に8〜9倍にしたつゆの素を入れて温めておきます。
7)日本そば(田舎風)をたっぷりのお湯で茹でます。(約1分程度)
8)器に7を入れて6をかけ4、5を盛り、きざみのりをかけて練わさびを添えて出来上がり。
<二色のそば寿司>
【材料:4本分】
●8637 AKK 茶そば 250g
●13112 伊之助製麺 韃靼そば 250g
●4224 丸勝食品 太巻芯 カニ 2本
●4232 丸勝食品 太巻芯 穴子 2本
●巻きのり
<つけつゆ>
●1462 JFDA つゆの素 30g
【作り方】
1)そばはばらばらにならないように片方の端を糸でくくって茹でます。(くくってあるので、湯で時間は通常より若干長めにします。)
茹であがったら、水洗いしてざるにあげ、水気を切ります。
2)1のそばは糸でくくってあるところを切り落とし、巻きのりの上に広げます。
3)2に太巻芯を乗せて巻きずしを作る要領で巻き、食べやすい大きさに切ります。
4)つゆの素を4〜5倍に希釈し、3に添えて出来上がり。
Posted at 11時12分
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