2009.4.06 やきもち 京都葵家 上賀茂神社の名物餅 [編集長コラム]
京都、世界文化遺産/国宝にもなっている上賀茂神社。天武天皇の御代(678年)に現在の社殿の基が造営されたというから、相当な由緒ある神社であり、京の歴史にも深く関係のある神社です。
その上賀茂神社のそばで、江戸時代から愛されていた上加茂の「やきもち」。神社参詣の人々や鞍馬街道を往来する人々に永い間愛され親しまれつづけています。「やきもち」とひらがなで書いてあると、焼き餅でなく恋愛のやきもちを想像してしまいます。「やきもち」はその名から浮気封じになるとも伝わっています。
今回購入したのは大阪・梅田の阪神地下の百花繚乱のコーナーにて。やきもちでも「葵家やきもち総本舗」のものです。白とよもぎがあったのですが、白の5個入り600円を購入。
見た感じは福岡・大宰府の梅ケ枝餅にも似た焼きもちです。中にあんこが入っており、外側は餅でくるみ焼いてあります。でも食べた感じでは梅ケ枝餅よりより「もちもち」している生地です。
全国菓子博名誉総裁賞、全日本和菓子展日本銘菓大賞を受賞したことが書かれています。紙で包まれているのですが、中は真空のパックにもなっているので、日持ちも5日間ほどはありますのでお土産で購入することも可能ですね。
添加物は一切使用せず、良質の江州米と大納言の餡を原料につくられている、やきもちはすごく歴史のある餅だなぁと思います。風格を感じます。
購入した5個パックです。上賀茂には葵家の他にも、神馬堂というやきもちのお店もあるらしいのですが、こちらは創業明治5年、葵家さんのものが個包装になっているのに対し、神馬堂さんのものは袋にそのまま包んであるようになっています。
この辺は大牟田名物草木饅頭が黒田家さんが個包装に対し、江口栄商店さんがそのまま包装になっているのに似ています。(草木饅頭の紹介 DINING EXPRESS)
私はかなり気に入りました。フライパンなどで焼いてもおいしいそうです、私はレンジで軽くチンして美味しくいただきました。
葵家 やきもち総本舗
京都市北区上加茂神社鳥居前
TEL 075-781-1594
<BLOGから>
・もっともっと幸せに
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Posted at 00時17分
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