クラーク博士に学んだカレー MCC食品 [D@EXコラム]
当BLOGの5月11日にも、カレーで有名なMCC食品さんの神戸カレーを紹介しました。その中で新製品で「クラーク博士に学んだカレー」があると書きましたが、スーパーでようやく見つけることができました。
−−裏箱より−−
文明開化とともに訪れた日本の洋食文化の幕開け。日常の食卓に一早く紹介された洋食メニュー、それは、北の大地にクラーク博士とともに舞い降りた「らいすカレー」。「BOYS BE AMBITIOUS/少年よ大志を抱け」の言葉で有名なクラーク博士は、1876年北海道開拓の地に招かれ、わずか1年足らずの間に札幌農学校(現:北海道大学)で学問のみならず様々な教えを残されました。学生の体力向上に配慮し、パン、乳製品などの洋食型の食事を推進する中で、「生徒ハ、米飯ヲ食スベカラズ。但シ、ライスカレイハコノ限リニアラズ」と記された、札幌農学校の学生寮規則。
この頃から既に”カレー”は栄養のバランスもよく、皆に喜ばれるメニューだったに違いないでしょう。残念ながらクラーク博士に学んだ「らいすカレー」のレシピは現在確認されておりません。本製品はクラーク博士とともに学生たちが笑顔で楽しみ、未来を語り合いながらたべていた「らいすカレー」に思いを馳せながら、当時のイメージで再現しました。さらりとしたスパイシーなソースにじゃがいも、にんじん、たまねぎ、鶏肉を加えたシンプルなカレーです。
最近北海道発信で流行りの、「スープカレー」にも共通した味わいのあるカレーです。じゃがいもが原型をとどめているレトルトカレーというのも珍しいのではないでしょうか。
昔ながらなのなつかしいカレーだ。。。
「旨い!」にこだわる大人の食情報誌 食楽 Number.2
(現在発売中、徳間書店、780円)にも大志のカレー特集としてクラーク博士とカレーとの関係、スープカレーなど特集してあります!
ぜひ一読を!
Posted at 02時05分
トラックバック
トラックバックURL
http://www.howdy.co.jp/dining-express/tb.php?ID=207