■最中の最もおいしい食べ方とは?水野屋のうすでこ最中 [全国特産物情報]
国内でも有数の古墳群が存在する宮崎県西都市。すでに確認されているだけでも数百を超える古墳が存在し、未だ発見されていないものも少なくないと言われる街 。そんな歴史ある土壌で大正2年から親しまれているのが、老舗菓匠「水野屋」のうすでこ最中。皮と餡が別になっていて自分で詰めて食べるスタイルは福砂屋のてづくり最中が有名です。どちらが元祖かは不明ですが、白餡と黒餡の2種類があるところが、うすでこの強みです。
パッケージの絵は神話の国みやざき、西都に伝わる郷土芸能うすでこ踊り。太鼓の響きによって悪魔を追放し、五穀豊穣を祈願する祭りだとか。
太鼓を中心とする豪快な踊りのリズムにあやかり、その歯ざわりのよさを皮に託してみました。
とパッケージにあります。
中はこのように、白あずきと皮が海苔の缶みたいのに入っています。ちゃんとヘラもついています。白餡は粒が大きくて、甘さ控えめ。これをぱりぱりの皮に詰めていただくわけです。最中は、江戸時代後期に生まれた菓子で、当初は今の最中の皮に薄甘味をつけたような、ふやきせんべいに近いものでした。羊かんや饅頭が中国より渡来したのに対し、最中はわが国で生まれた日本オリジナルのお菓子。最近はバラエティに富み、お餅や栗などが入ったものが多いですが、ゴルフボールの形をした「ゴルフ最中」、卓球球の形をした「ピンポン最中」、小判の形をした「ワイロ最中」などシェイプに凝ったものもあり、進化を遂げています。
ちなみに金魚すくいに使われる最中に柄をさしたものには、ポイと言うれっきとした名前があるらしいです。<YA>
水野屋
宮崎県西都市中妻1丁目ー12
テル0983−43−0053
最中ものがたり 種清商店
Posted at 00時00分
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