■夏全開!チェリーコークは大人の味 [D@EXコラム]
バニラコークを覚えていますか?2003年に発売され、あっという間に日本中をバニラフレーバーにしたあと、いさぎよく姿を消した、バニラ味のコカコーラのことです。コーラフロートのバニラアイスが溶けてコップにアワがビタッとくっついている、そんな味というのが私の感想です。「普通のコーラでいいや」とつぶやいた人多数、それがバニラコーラに下された判決でした。
それではこのチェリーコークにピンとくる人はどれだけいるでしょうか?アメリカでは、ドクターペッパーと双璧の人気商品。さくらんぼのフル−ティーなテイストがコーラに入っておいしそう!そう思って勢いよくグビリと飲むと、味の善し悪しは別として「さくらんぼってこんな味だったっけ?」と裏切られた気分になるかもしれません。今回入手したチェリーコークは輸入品ですが、実は日本でも1980年代に大々的に発売されたという過去があります。結果は日本人の口にはあわなかったらしく、1年ほどで姿を消してしまいました。今まで同じように発売されては消えていくフレーバーコ−ク達のさきがけといえます。アメリカでは子どもたちもこぞって飲んでいるチェリーコーク。日本人の味覚になかなかなじまないのはなぜでしょうか?
このページにある考察によると、日本のさくらんぼとアメリカンチェリーの違いが理由のひとつらしいです。
一口飲むと、ああ、なつかしい!子どもの頃に小児科でもらった水薬の味!ちなみに、コーラをアメリカではコークといいます。もはやこの愛称はオフィシャルなのですが、日本では「コークと呼ぼう、コカ・コーラ!」といくら企業からアピールされようが、「コーク,プリーズ!」と繰り返されようが、コーラと呼ばれつづけています。こういうところもチェリーコークが愛飲されなかった理由になにかしら関係があるのではないか?と飲みながら思ってみたり。
アメリカでは着々とフレーバーコーラのラインナップが増えつつあります。新発売された「コカコーラ・ブラック(コーヒー味)」が気になるところですが、それ以上に、驚愕のラインナップは日本で人気が振るわなかった二つをかけ合わせてある「ブラックチェリー・バニラ・コーク」という商品。チェリーベースにほのかに香るバニラのテイストらしいです。<YA>
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