■SWISSのプチマロン [D@EXコラム]
熊本市で一番古いケーキ屋さんSWISS。スイーツメニューも充実、夜遅くまで開いていることから、熊本市民に愛されています。そのスイスを代表するお菓子がプチマロン。今をときめく華やかなスイーツの中にひっそり。グリーンの銀紙に包まれて30年。老若男女に愛されるリキュール風味の大人の味です。
昔はなかったように思いますが、かわいい栗のキャラクターが描かれています。ミノムシのかさのような体は、栗のイガでしょう。表情がなかなかシュールです。
シンプルな焼き菓子ですが、しっとりとしていて、リキュールたっぷり。つぶつぶはマロンです。口に含めば、ふわっとお酒の香りが漂います。こういう系統のスポンジ菓子の中では、かなり香りが強いほう。逆台形ですが、焼き色からして多分この置きかたが正しいシェイプ。
初めていただいたときは「割ったらコロンと栗が出てくるのでは」と期待を膨らませたものです。お手ごろ価格のお菓子にそれをのぞむのはコクなもの。割ったらやはり粒々の栗が出てきます。
それにしても、こういう昔から親しまれているスイーツって、みんな知っている割には、意外とネットで取り上げられることってないですよね。「新製品」と「レトロお菓子」の狭間ですっぽり抜け落ちてしまうカテゴリーです。それだけ普段の生活に溶け込んでいる証なのでしょうか。<YA>
地域限定おみやげ
Posted at 00時03分
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