■坊っちゃん団子・愛媛県松山市 「亀井製菓」 [編集長コラム]
夏目漱石といえば、「坊っちゃん」・都市でいうと松山市、というのが夏目漱石の作品と都市の結びつきの中でも強いものでしょう。千円札に描かれてもいて、毎日会う?ことも皆さん多いと思います。
夏目漱石は熊本にも滞在し(松山の1年より長い4年ほどを熊本で暮らした)ていたことは、全国区的にはメジャーではないかもしれません。作品「草枕」などは熊本が舞台ですし、「峠の茶屋」などもありますが、熊本の人はPRが下手なためか「旧居」などもありますが、かなりマイナー。残念なところです。
熊本文学散歩 夏目漱石
熊本文学散歩 熊本時代の夏目漱石
上熊本駅から藤崎宮までは熊本の人もほとんど知らないけど、「我輩通り」と呼ばれてます!!
さて、坊っちゃん団子。夏目漱石が旧制松山中学に教諭として赴任していた頃、道後温泉に行った帰りに食べた団子が気に入り、その団子にちなんで作られたのが坊っちゃん団子で、いまでは松山市内の多くの店で作られて、松山土産の代表的なものの一つになっています。
(こんなお土産があっていいなぁ、熊本には漱石ゆかりのお土産は無い)
つぼや菓子舗が「坊っちゃん団子」では有名なのですが、今回熊本・鶴屋百貨店で四国物産展で購入したのは、「亀井製菓」さんの坊っちゃん団子です。(5本入420円)
道後ハイカラ通り つぼや菓子舗
漱石当時の坊っちゃん団子は、米粉に餡(あん)をまぶしただけの素朴な団子であった。その後、紅白の2色団子へ。餡を現在のように小豆餡(茶)・抹茶餡(緑)・卵餡(黄)と3色に変えたのは大正10年(つぼや菓子舗2代目宇太郎)からで、このころから名前も「坊っちゃん団子」と改名している。(上記ページより)
坊っちゃん団子、一口サイズで本当に「だんご三兄弟」のモデルのような団子です。甘さは控えめでお茶にもよくあう、好きな人が多い団子です。あんの中はもちもちした団子です。
亀井製菓ホームページ
BLOGより
□ 四国の名所・名物・有名店に行った感想!・・・マドンナ団子も記載されています。
□ 坊っちゃん団子(Wikipedia)
□ ぼっちゃん団子
Posted at 00時00分
トラックバック
トラックバックURL
http://www.howdy.co.jp/dining-express/tb.php?ID=1334
『わが輩通り』を歩く
いつもは車でしか通らない道ですが、歩いてみるといろんな発見があります。 上熊本から藤崎宮に向かう通りは「我輩通り」と名付けられているらしく、かわいい猫の彫刻などが点在しています。(上熊本の出発点は、具体的にはどこなのかよくわかりません。) わが輩通...