■加賀金沢 「中田屋」のきんつば。 大納言小豆 [編集長コラム]
加賀の息吹と江戸の名残
「きんつば」をいただきました。加賀金沢の中田屋さんのものです。中田屋のきんつばといえば、「うまいお取り寄せ商品」でたびたび登場する、味わいあるきんつば。
小豆餡(あずきあん)を米粉で包んだ焼餅が刀の鍔(つば)に似ているところから「ぎんつば」と呼ばれ、享保年間(1726年頃)に京都から江戸に渡り、銀よりも金が上ということで「きんつば」になったといわれています。
味を伝える
中田屋さんは昭和9年創業。きんつば本来の味を伝えています。厳選された大納言小豆をつぶさないように丁寧に煮あげてあります。餡を舟に流して四角く切り分け、一つひとつ薄い衣を刷毛で塗りながら焼いてあります。特徴で甘さを引き出す塩加減が絶妙。小豆もぷりぷりしています。このきんつばはただものではありません。
中田屋ホームページ
高砂屋と比較
きんつばといえば、神戸の本高砂屋のきんつばも有名です。私もきんつばは大好きです。高砂屋さんのも同じく小豆もおいしいし、がわ(白い部分)ももちもちしていて美味しいです。中田屋さんのほうが塩かげんが絶妙と言う気がする。
本高砂屋ホームページ
あずきをつぶさないように煮ているだけあって、粒が綺麗です。手できんつばをちぎるとこうなります。お茶との相性もさすがきんつば、いいですね。
熊本できんつばというと香梅さんの「まるきんつば」が有名です。熊本空港・熊本駅・鶴屋地下では実演風景を見ることができます。(香梅のまるきんつば)
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